ちょっと話が古くなりましたが、第11ステージでキッテルが勝ちました。このゴール地点はポーという町。この町ゴールのツールの因縁話で、rsn は盛り上がっていました。
20年前の1997年、この町ゴールのステージで優勝したのがエリック・ツァーベル。今回キッテルが追い抜くまで、ツールのステージ12勝はドイツ人選手でナンバーワンでした。
さらにその20年前の1977年、この町ゴールのステージで優勝したのはディートリヒ・トゥーラォ。この年ツールでステージ5勝で、この数字はドイツ人ナンバーワンだったんですが、キッテルに並ばれてしまいました。
というわけで、14ステージはマシューズ。サン・ウェブはゴール10キロぐらい前でしょうか?カチューシャのトニー・マルティンが逃げようとした時にはゲシュケが必死に追ったし、ニキアス・アルントは逃げ潰しに入ったし、終わってみればマシューズの勝利はチームとしては勝つべくして勝ったと言えるかもしれません。
しかし、あんなグチャグチャなゴールでタイム差がついて、再びフルームがトップに立つとは思いませんでしたね。バルデもフルームから4秒遅れちゃいました。バルデとしてはTT前にフルームからマイヨ・ジョーヌを奪っておきたいところです。
一方マシューズのライバルと言えるデーゲンコルプの方は大怪我以来、どうもあまりパッとしません。ミラノとルーベを勝ってクラシックレーサーとしてトップに君臨する選手になったと思ったらあの大怪我ですから、やっぱり痛かったなぁ。昨日のコースなんか、デーゲ向きだと密かに期待していたんですがねぇ。実際、ゴール前500メートルぐらいでは前から10番以内でいいところにいたんですけどね。ファン・アフェルマートについていけませんでした。 まだ本調子とは言えない感じです。
「今日はあの狂ったみたいなスピードについて行く足がなかった。決定的なところで、僕は何度も死んだよ。調子も今ひとつだった。これまでのところは僕にとっては辛いツールだね。あの落車【カヴに乗り上げた落車】の影響はあるし、もちろん、コンタドールのためにボトル運びをしなくちゃならないし、少しずつ力が削がれている感じだね。
明日はスーパーハードだ。どんな計画にするかはこれからだ。でもアルベルトにとってはいいステージだよ。だけど、逃げれば、それもチャンスがありそうだ。でも、今は次の休息日がぼくにとって良いものになることを願っている【前回の休息日の翌日はキッテルに次いで2位になっている】。」

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