だいぶ大昔、20世紀の頃、飲み会でこんなことを話したことがある。女性で痴漢にあったことがないという人はあまりいない(あくまでも当時の話だ。今は知らない)。一方で、男で痴漢するようなやつって知り合いにいない。もちろん、言わないだけだろうけど、実感として自分の周りでそういうことをしそうな奴って思いつかない。ということは、痴漢をする奴は出来心などではなく、常習的に痴漢しているに違いない。一人でたくさんの痴漢をしているってことだ。そんなことを話して盛り上がった。
このところ話題の、安倍べったりのジャーナリストのレイプ疑惑を、今朝の東京新聞で読んでいて、これが被害者の言うとおりだとしたら、犯人はきっとこれまでも、同じようなことを繰り返してきて、それを握りつぶしてもらっていたのではないか、と疑いたくなる。
だけど、問題は今回の被疑者だけではないのかもしれない。籠池、加計とこれだけ次々と安倍に近いものたちが便宜を図ってもらってきたらしいことがわかってくると、これは氷山の一角なのではないか、と思えてくる。まだまだ握りつぶされたこと、もみ消されたことが山のようにあるのではないか。そんな疑いがぬぐえない。
同時に、幾つかのマスコミがこれだけ安倍に擦り寄るのは、ひょっとして便宜を図ってもらった、あるいは図ってもらうつもりなのではないか。巷では安倍よいしょ軍団は「すし友達」だなどと言われているが、そんな程度であれほどよいしょするだろうか。むしろもっともっと大きな便宜を図ってもらっているのではないのか、そんなことすら思い浮かぶのである。

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