パリ〜ルーベが終わって一休みという選手も多いですね。デーゲもサガンもしばらくは休養のようです。フランドルからルーベを経てアムス、フレッシュ、LBLとチームのエースを変えてしまうチームもあれば、ルーベだけパスしてフランドルとアムスへ出場するジルベールみたいな選手もいるし、一方でフランドルもルーベもアムスも出場しちゃうファン・アフェルマートなんてのもいるわけで、この辺り、選手の特徴を考えていくんでしょうけど、面白いですね。
今年のアムステル・ゴールドは最後の名物の激坂カウベルフがなくなっちゃったので、サガンみたいなタイプなら上位を狙えるんじゃないかと思ったりもするんですけどね。
というわけで、rsn にサガンとボーラの監督デンクの話が載っていました。サガン自身は調子には満足しているけど成績に関しては不満だと言ってますね。
ミラノ〜サンレモではアタックして逃げを一人で引っ張って、先頭に立ったままスプリントに入って、最後の最後にクヴィアトコフスキに刺されてしまいました。
フランドルでは追走を組織して追いつくかどうか、というところで、サガンらしくない落車でチャンスをパアにしちゃったし、パリ〜ルーベもこれから、というところでパンクで、運がなかったですねえ。ボーラとしてはサガンで春のクラシックに勝ちたかったことでしょう。監督のデンクはこんな風に言ってます。
「この春のチームのパフォーマンスには満足している。我々はいいレースをいくつもしたと思う。ペテルもずっと調子が良かった。しかし、あとほんの少しの運が欠けていた。春のクラシックには運も必要だからね。ミラノ〜サンレモではほんの少しのところで勝てなかったし、プランドルではクラッシュする前は絶好のポジションにいたし、パリ〜ルーベだってパンクするまではそうだった。
うちとしてはペテルでモニュメントを一つ勝つことを目標にしていたが、惜しい2位が一回だけに終わった。2位は一番悔しい順位だからね。だけど、アルカンシェルを着ていれば、レースで勝つのは至難のことだよ。過去の世界チャンピオンだってどんなに苦しんだかを見てごらんよ。
ペテルと他のクラシック要因はオーストラリアでシーズンの準備を始め、そのあとすぐに高地トレーニングに行った。ボドナールやブルクハルトたちは良い調子だったし、うちの準備の仕方は正しかったと思うよ。ちょっと運がこちらに向いてくれたら、モニュメントを二つ取れたんじゃないかと思うんだ。」
このあとのサガンはカリフォルニアのようですね。ここは過去相性がむちゃくちゃいいから、ここで荒稼ぎして、最終的にはツールのグリーンジャージを狙っていくんでしょう。

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