ネットで調べると、フランスは天気も良く気温も20度ぐらいですね。風が強いとホコリ舞い散る、Sunday in Hell のような感じになるのでしょうか。
これは1976年のパリ〜ルーベの記録映画 Sunday in Hell に出てくるパリ〜ルーベ・コーラスです。この荘厳さ! こういう音楽がイメージされるような環境の中で選手たちは走っているってのが、もう涙出そう。アメリカンな軽やかでノリのいいBGMが悪いというつもりはないんですけどね。
特に3分半ぐらいのところからティンパニーが入ってくるあたりはもう感動ものですよ。ご覧になってない方は是非。このドキュメンタリー自体も YouTube で全て見られるようですが、2時間近くあります。
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というわけで、今日のレースはトム・ボーネンの引退レースというので、新記録の5勝目を上げて引退ということになるのかどうかが注目されてますが、僕としてはロジャー・デ・フラーミンクと並んでいるところでいいんじゃないかと思ってます。
まあ、現実的に見れば、下馬評ではファン・アフェルマートの評判が高いですね。北のクラシックではヘト・ニウスブラット、ハレルベケ、ヘント〜ヴェフェルヘムと勝っているし、フランデレンでも2位でした。調べてみると、アフェルマートはモニュメントに勝ってないんですね。
一方で今シーズンボーラに加わりながら、ことごとく惜しいところで勝てないサガン、ミラノ〜サンレモもヘントも表彰台には登ったけど、不安はこのところフランデレンとスヘルデプレイスで続けて落車に巻き込まれたりしていることですかね。サガンは滅多に転ばないなと思っていたのに、フランデレンはあんな転び方しちゃうんだもの、びっくりしましたよね。
そのサガンが優勝すれば、アルカンシェルでパリ〜ルーベ優勝はかなり遡って81年のイノー以来ということになります。それ以前にも、リック・ファン・ローイなんていう選手はそれを2回もやってますけど、サガンなら1回ぐらいやってもおかしくないと思いますが。。。
主催国のフランスの優勝者もだいぶ遡らないといないですね。1997年のフレデリック・ゲドン以来ということになるけど、勝てそうな選手はデマーレぐらいですかねぇ。。。
拙ブログとしては、もちろん! 去年は怪我で出られなかったデーゲンコルプ一押しですが、このところ決定的なところのアタックに乗れず、最後帳尻合わせのようにトップ10に入るケースが多いので、今日こそはうまくアタックに乗って、一昨年優勝した時のように、最後少人数のスプリントに持ち込めればいいんですけどね。サガンやアフェルマートが相手ならスプリントでの勝機は十分だと思います。まあ、レースとしてはこの3人が加わって、そこにラスト数キロからテルプストラとかがアタックしたりしながら、ワクワクするような競技場内での3人のスプリント、なんて夢のような展開だと思うんですけどね。
去年はまさかのマチュー・ハイマン、うーん、見ていて終わったと、なんとも言い難い虚脱感に襲われたのを思い出しましたわ 笑) 今年も番狂わせがあるのか、それともやっぱりね、となるのか。

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