というわけで、ヨーロッパチャンピオンに世界チャンピオンが負けちゃいました。アルガルベ一周のTTでジョナタン・カストロビエホがマルティンを破って優勝です。「マルティンに勝つなんで大満足だよ。」
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二位、4秒差、でも世界が終わったわけじゃない。確かに失望している。私はTTに出場するときにはいつでも勝ちたいと願っている。しかし私は現実主義者でもある。まだ2月だし、このところのトレーニングがいくらか穏やかな負荷をかけたものだったから、やはり、もっとハードにトレーニングをこなさなくてはならないのだ。それにカストロビエホは無名選手ではない。去年の世界戦では三位だったし、若く強く努力を惜しまぬ選手だ。何より私にとって大切なのは、自転車に乗っていて気持ちが素晴らしかったことであり、そして、私の最初の本当のテストはパリ〜ニースで始まるのだ。今、私は総合で七位だし、このアルガルベ一周でもっと上位へ行くこともあながち非現実的なことではない。また報告する。トニー。
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まあ、まだまだこれからだよ、ということでしょうけど、ゴール直後のインタビューではかなり落ち込んでます。「目標だったのに、それを逃した」とがっかりした様子で、さらに自虐的に「このレースでは去年はカンチェに5秒差で負けたけど、今年は1秒つめた」と。「負けた理由はわからないけど、走っている時は調子は良いと思った。これから分析だ。悪いTTではなかったけど、結果からみると、やっぱり勝ちたかった。新しいTTバイクもパーフェクトだった。」とは言ってますが、途中タイムなどから見て、前半が遅かったようですね。
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