radsportnews.com がチームプレゼンの合間にゲシュケにインタビューしたようです。2009年に当時のスキル・シマノでプロデビューして以来、一貫して同じチームでやってきて、その間にチームの名前はずいぶん変わり、来年はチーム・サンウェブになります。
……
rsn: チームのメンバーとしては最も古いうちの一人だね。2017年のサンウェブのメンバーの強さをどう考えている?
ゲシュケ: チームの幅としてはより良くなっていると言いたいね。去年は何人かの選手だけが期待されていいた。今年は新たに強い選手が加わったし、ワレン・バルギルやトム・デュムランなんかは一番いい時代を迎える。そういう意味では僕らは非常にいいチームなった。
rsn:個人的なシーズンのハイライトは何かな?
ゲ: アルデンヌ・クラシックが最初の大きな目標だね。それをうまく走りたいよ。ドイツスタートのツールは一番大きな目標になるのは言うまでもない。ツールに出たことはどれも特別なことだった。グラン・ツールはどれも特別なものさ。でもドイツのレースはそんなに多くない。ツールがそこでスタートするんだから、絶対に一番大きなハイライトだよ。
rsn: ツールに参加できる見込みはどんなものかな?
ゲ: まだやっと大雑把に計画されているところだからね。リストには15人の選手が乗ってて、僕もそこに入っている。でも実際どうなるかはシーズンが始まってからだよ。確かなことはまだ何も決まってない。2015年なんか、僕は2週間前に出場が決まったんだ。でもそれでもいい結果が出たからね(プラ・ループのステージ優勝)。
rsn: アルデンヌクラシックではどんな役割になるんだろう? ワレン・バルギルもこのレースにシーズンを合わせてるというから、アシストなのかな?
ゲ: レースがどんな展開になるか次第だよ。そこまでのシーズンの内容によって役割が決まるだろうね。でもアムステル・ゴールドはマイケル・マシューズをエースにし、リエージュ・バストーニュ・リエージュではワレン・バルギルがエースになるなら、僕はアシストになるんだろうね。
rsn: その他のレースはどうだろう?自由に走ることができると思う?逃げに乗れると君はいろいろやれることを証明しているよね。
ゲ: うん、去年は正直に言えばそんなに満足できなかったね。でもシーズンがうまく過ぎていけば、自由に走ることもできるようになるだろうね。
rsn: 君は31歳になる。自転車競技で達成したい目標って考えているのかな?この後10年も自転車のプロ選手としてやっていくわけにはいかないだろうから。。。
ゲ: うん、10年は多分やれないよね。でも、僕は言っておきたいけど、これまでの自分のキャリアに十分満足しているんだ。確かにたくさん勝てたわけじゃないけど、でも10年前の自分のことを考えてみれば、つまり20歳の時、僕の夢は、単にツールに出たいっていうだけだった。今はすでにツールのステージで勝てたし、オリンピックや世界選にも出られた。もちろん目標はまだあるけど、バタバタと急ぎたくない。僕はアムステル・ゴールドで6位になった時にとても誇らしかった。そこでポディウムに乗るのが一つの夢だ。でも毎回それはどうなるか見ていかなくちゃね。去年は冬場に怪我をして春を棒に振ってしまった。今年の冬はうまくトレーニングできているし、どうなるか楽しみだよ。
rsn: 仮に、「ゲシュケ、ツールのステージ2勝目!」と「ゲシュケ、ソロアタックの後マイヨ・ジョーヌ獲得」という二つの見出しが出るとして、どちらを選ぶ?
ゲ: (苦笑)マイヨ・ジョーヌかな。
rsn: ステージ優勝はしてるから?
ゲ: そうだね。でも今はまずはステップ・バイ・ステップだよ。ジロのステージだって素敵だよね。
rsn: ジロも走るの?
ゲ: そんな感じだね。まだ完全に決まっているわけじゃない。大雑把な計画に過ぎないけど。
rsn: ところで、ヒゲの選手がプロトンの中で、再びちょっと減ってるようだけど、君のヒゲはこのまま?
ゲ: そうだよ。
rsn: どのぐらいそのまま?
ゲ: 今年はまだこのままだよ。とりあえずいつかまで、と言っておこう。
rsn: 楽しみだね。良いシーズンをね。
……
というわけで今シーズンもヒゲはこのままのようです。

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