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語るに落ちたり

2016.07.09.22:50

すごい話がツィッターに乗ってました。某党が出している「学校教育における政治的中立性についての実態調査」という密告奨励アンケート。しかも初日に書いた文面はしばらくすると消され、新しいものに文言を入れ替え、さらに今見たら、さらに変更されてます。



最初の文言を一部抜き出します。

……
党文部科学部会では学校教育における政治的中立性の徹底的な確保等を求める提言を取りまとめ、不偏不党の教育を求めているところですが、教育現場の中には「教育の政治的中立はありえない」、あるいは「子供たちを戦場に送るな」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいることも事実です。
……

まあ、端的に言って、「子供たちを戦場に送るな」と主張すると政治的中立性を逸脱したことになるわけだ。

続いて、この文はこうなりました。

……
党文部科学部会では学校教育における政治的中立性の徹底的な確保等を求める提言を取りまとめ、不偏不党の教育を求めているところですが、教育現場の中には「教育の政治的中立はありえない」、あるいは「安保関連法は廃止にすべき」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいることも事実です。
……

そして今見たらこうなっている。

……
党文部科学部会では学校教育における政治的中立性の徹底的な確保等を求める提言を取りまとめ、不偏不党の教育を求めているところですが、教育現場の中には「教育の政治的中立はありえない」と主張し中立性を逸脱した教育を行う先生方がいることも事実です。
……

これ、本音が出たってやつ。語るに落ちたってやつ。敗戦後、教員たちは子供たちを煽って戦場へ向かわせたことを反省し、二度と子供たちを戦場へ送るな、と主張したわけです。この当時、この標語に反対する勢力などいなかったと思います。だから、これに反対する人なんてまずありえなかった。

今、こういう時代になり、子供たちや庶民に戦場へ行って欲しいと思っている勢力がいるということです。

拙ブログでは、最初から、日本のある勢力は、日本を北朝鮮化したいと思っているのではないか、彼らにとって理想の国家体制とは北朝鮮なのではないか、と言っていましたが、ある意味でこれは当たっていたんだと思います。

北朝鮮や中国に対抗するためには自ら北朝鮮や中国にならなくてはならない。そう思っているのでしょう。でも、こんなのまだまだ序の口でしょうね。この国はこの先、きっとものすごく生きにくい国になっていくだろうと感じています。

政治的中立性を判断するのが権力を持つ者たちだとしたら、ここはもう専制君主の国です!! 

というわけで、明日は選挙です。我が家はすでに書いたように全盲の長女含め、記述前投票を済ませてきました。最後にもう一つ、こんなツィートも貼っておきましょう。



人間は社会の中で、人と人との関係の中で日々の生活を送っていて、自分一人でできるなんてのは大いなる勘違い。この意味で自己責任という言葉も、ほとんどのケースでは大いなる勘違いでしょう。



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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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