radsportnews.com のインタビューで、トニー・マルティンはこんなことを言ってます。
「今年のスプリントは狂ってる。総合狙いのチームまでステージの最終段階で前にきている。それは最後のところのコース設定のせいだ。ラーンアバウトや幅広い道からカーブだらけの狭い路地へ行くコース。右へ左へ。主催者が何を考えているのか、本当にわからない。」
同様にキッテルもインタビューに答えてます。
「今年はツールの主催者はスペクタクルを作り出そうと思ったんだろうな。正しいスプリント列車ができるステージが、これまでないし、ぐちゃぐちゃのスプリントばかりだぜ。こうなると戦術なんて関係ねえ、そんなもので走るのは不可能だぜ。カヴは本当に強いぜ。きっとオリンピックのためにトラックで練習したのが良い影響を与えてるんだろうな。なにしろうまく後ろに付かれちまう。議論の余地はねえ。残念だぜ。俺だって勝ちたいけど、うまくいかねえ。
今日の最後もそうだった。単純に集団の中に留まろうとしなくちゃならねえ。考えているうちに仲間から離れちまい、慌ててまた後ろにつく。そんなこんなでアップアップだ。最後のカーブを曲がってゴールが見えた時、俺は、よしって思ったんだけどな。確かに望んでいたような5番手以内にはつけなかったけど、10番手ぐらいにはいた。で、飛び出した。その時、俺はカヴがもう俺の後ろにいるって思った。奴はきっと喜んだだろうな。だけど俺はどうすりゃいいんだ? 奴はスーパー速くて、もう抜かれていたぜ。」
確かに昨日の最後のところはエティックスが上がってくるのがかなり遅かったですね。でも、リードアウト役の2人はキッテルの前にいたような気がするけど。
まあ、個人的には、あまりにガチっと列車ができてしまうようなスプリントは面白くないと思っているので、こういうスプリントに異論はないんですが。。。
というわけで、キッテルのブログ、インタビューよりも当たり障りがないかな?
……
最後の一キロは時速68キロ、スプリントは75キロになった。今日の最後はまた極端だったぜ。非常に激しく、たくさんのカーブがあって、無茶苦茶なスピードだった。ライバルたちよりちょっとだけ長く風下にいられれば、影響大だ。今日はカヴが俺の後ろから最高の踏み出ししやがって、あっという間に1メートル離されて、俺だって頑張ったんだけど、もう追いつけなかったぜ。いずれにせよ、カヴにリスペクトだ。えれえ強えぇや。二位という結果は俺たちにとっちゃあ無論、またまた残念なことだぜ。
しかし、このツールでのスプリントゴールは、これまでのところ本当にスペシャルだぜ。幸運が重ならなきゃならねえ。これまでどのチームもまともな列車が組めてないぜ。俺たちの戦術は、いずれにしても前でレースを組み立てたいってことだ。カヴが後ろにつくとしても、同じことだ。俺たちがもっとうまく走れるように、どうすべきかを話し合うことにするぜ。ともかく、カヴが現在本当にとても速いということは認めておかなくちゃならねえ。
……

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