猪木対モハメッド・アリ、見てました。あまりの馬鹿らしさに呆れました。リングの中央で寝転んだ猪木の周りを挑発するような言葉と身振りと表情でグルグル回るアリ。それを最初から最後まで見せられたんですからね。一度だけ猪木の足がアリの足に絡んでアリがよろけるシーンがあったと思いますが、まあ、最低最悪の試合でした 笑) アリの試合は徴兵拒否からの復帰第一線でジョー・フレージャーに負けた試合と、やっぱりキンシャサの奇跡のフォアマン戦ですね。
というわけで、引っ越しで、どうも生活のペースというか、リズムが取れずに、変なことに時間が取られ、いつの間にやら、引越ししてすでに2月たったにもかかわらず、いろいろ見落としてばかり。そんな見落としにマルティンのブログもありました。このところしばらく全く見ないでいたら、ずいぶんアップしていたようで、遡るのもちょっと、あれなんで 笑)ここでは、最新のものをご紹介。今日のブログ更新です。
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激坂で、危険で、ハラハラさせられた。今日のドゥフィネのプロローグは私の見るところではギリギリのものだった。つまり選手にとっても観客にとっても、ギリギリだった。最初に言っておくと、私はいつでも勝ちたいと思っているわけではない。私は山岳TTで勝ちを狙って走るのは無理だとわかっている。プロローグがいつでも8キロの平らなコースばかりである必要はない。私たちのスポーツがファンのために魅力的なものであるために、新しいことや新しいコースが取り入れられなければならないこともわきまえている。
しかしこのコースはちょっとやりすぎだった。このコースで勝負でき、勝ちを狙って走れるのは15人ぐらいだった。残りは生き残りのために戦うだけだ。今日、いつものTTで適用されている25%ルールが用いられていたら、30人の選手は規定のリミットタイムを超えていたから、すでに今日にして、レースから立ち去るところだった。3.9キロ走っただけで、ステージレースが終わってしまう。無論、私たちはプロだ。だから「どんな」山だって登る。しかし、私たちのスポーツを興味深いものにしている積極性、ダイナミズム、スピード、美しさ、こういうもの全てが、今日はもうまるで関係なかった。勝者のアルベルト・コンタドールは平均速度20キロだった。平均勾配が10%で、一部は20%以上だった。
選手が苦しみながら登る姿が、観客にとってあまり美しく感じられないだけではなく、ステージレースの緊張感にとっても良いものではないと、私は思うのだが。すでに大きな差がつき、総合ではすでにふるいにかけられてしまった。
無論、これは私の個人的な意見だ。他の評価もあることだろう。クライマーたちは全く別の見方をするかもしれない。私たちはもっとバランスのある戦いで、観客にとってもっとハラハラしてもらいたいと思う。このバランスというものが今日は全くなかった。
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なるほどね、前の記事でボーラのベネットが優勝者の1.5倍のタイムなのに失格にならないのか、と思ったのですが、タイムオーバーの規定が適用されなかったんですね。
というわけで、マルティンはこう言ってますが、個人的には選手が苦しんでいる顔は「美しい」と私なんかは思っちゃうので、まあ、総合争いは一気に絞られたにせよ、昨日のレースは見ていて面白かったですけどね。

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