引越しの荷物によるホコリで大変なことになってます。手なんか荒れ放題でささくれだって、指先もガサガサ。マスクと軍手で防御してるんですがねぇ。というわけでまったく片付いてません キッパリ)
キッテル、去年病気になる前までは圧倒的な強さを誇っていたのですがね。無論グルペットになるのはは珍しくなかったけど、集団スプリントになれば、優勝するか5位以下に沈むか、どちらかという印象だったんですよね。スプリントに持ち込んで2位とか3位になるっていうのはほとんどなかった。だからこの展開での負けは久しぶりですね。パンヌの3日間の第二ステージでヴィヴィアーニに綺麗に刺されました。3年ぐらい前にコカールにやられて以来かな? まずは、3月30日のアップです。
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今日は、ほとんど完璧なリードアウトの後、勝利に50メートルほど欠けていたぜ。悔しいことに風を受けるのが早すぎた。風は斜め前から吹いていたんだ。しかし俺はともかくスプリントを開始しなけりゃならなかったんだ。そうしないと集団の中に巻き込まれて動けなくなっちまっただろうからな。20位になるよりは前でやってみる方がいいだろう? ヴィヴィアーニの奴はポジションをうまくわきまえていて、最後まで俺を風除けに使いやがった。今日は俺は奴の発射台みたいだったぜ。俺の体も奴にとってはトラックみたいな感じだっただろうな。しょうがねえ、奴にはおめでとうと言っておくぜ。どんなレースだって、何はともあれ、勝たなきゃしょうがねえ。俺は最後の何メートルかが足りなかった。足がどんどん回らなくなり奴の前輪がゆっくりと俺のを越えて行った時、俺はもう何もできなかったぜ。
だけどな、自信はなくしてないぜ。自転車に乗ってても気分がいいし、相変わらず調子はいいぜ。無論チームメーとたちの献身的な仕事に対して勝利で答えられればよかったんだけどな。まあ、しかたねえや。明日はまた別のチャンスもあるだろうぜ。まあ、どうなるか見ててくれ。この二日間はみんなにとってハードだった。昨日は俺は今年のレースで一番高いワット値を叩き出したぜ。そんじゃあまたな。
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第三ステージはゴール前の落車もあったみたいですが、キッテルが早めのスプリントで優勝しました。この人のデビュー以来の特徴は何しろ早めに仕掛けて、そのままへたらずにゴールまでもってしまう耐久性の高いスプリントだったんですが、ヴィヴィアーニに負けたのはその特徴が出ませんでした。以前コカールに負けた時もそうですが、向かい風のスプリントで早めに仕掛けて、さすがに最後までもたないというのが、スプリント勝負で2位になるパターンでしょうか。
さて、もう一つはドイツ選手権が彼の出身地のエアフルトで行われるということで、その関連です。4月4日づけ。
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今日はエアフルトのドイツ選手権コースのプレゼンに俺も出席したぜ。俺の故郷がコースなんて、本当に嬉しいぜ。6月26日、つまりツール・ド・フランスのスタート一週間前だぜ。俺のマブダチでチームメイトのトニー・マルティンと一緒に頑張って、俺たちのどちらかがドイツチャンピオンマイヨでツールのスタートに臨みたいと思ってるぜ。二人で集団をコントロールするのは単純じゃねえけど、不可能でもねえよ。というわけで、なんとか決定的な瞬間に遅れずに走りたいぜ。自転車の長い伝統を有するチューリンゲンでこんなレースを走れるなんて嬉しいぜ。もちろんこれは、たくさんの自転車レースファンや関係者のサポートがあったれば、のことだぜ。そのことは大いに感謝しておくぜ。
パンヌの三日間の後は、もう俺の気持ちは水曜日のスヘルデプレイスに向かってるぜ。パンヌの最終日のステージの片方では勝つことができて、良い気分で帰ってこればぜ。だからこのスプリンターのためのクラシックには楽観的な気持ちでいるぜ。
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スヘルデプレイスはキッテルはデビュー以来三連勝した相性の良いレースですが、去年のチャンピオンのクリストフを始め、グライペルやカヴェンディッシュ、ヴィヴィアーニ、サガン、カンチェラーラ、ブーアンニ、それにボーラからはサム・ベネットが出ますね。カチューシャのアシストでは、先日のフランドルでも逃げグループに入って目立っていたニルス・ポリットも出場です。さて、どんなレースになることやら。

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