こちらがデルガドで昔のことに思いを馳せている間に、地球の裏側ではキッテルが完全に復調ですね。
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ここアルガルベで二勝目だぜ。俺はむろんむちゃくちゃ満足してるぜ。レース展開が俺向きだった。だって山はかなり始めの方にあって、総合狙いのチームは、太順にまだゴールまで長いからと、野望を抱いたりしなかったからな。それから俺たちは何人かの奴らが逃げるのを黙認して集団をコントロールしたんだ。向かい風もむろん俺たちに味方したぜ。だって逃げてる奴らはかなりエネルギーを消耗したはずだからな。最後の何キロかでは道路の左右にたくさん自動車が止めてあって、アスファルトにはたくさんの裂け目があって気が抜けなかったぜ。俺たちはちょっとだけお互いを見失っちまった。でもファビオ・サバティーニがゴール前1.5キロから再び俺を良いポジションに連れていってくれて、しかもものすげえリードアウトをしてくれたぜ。おかげでおれはゴール前200メートルからダッシュするだけだったぜ。こんなリードアウトがあれば、今日なんて誰だって勝てたぜ。その上友だちのトニーもむちゃすげえ引きをみせてくれたしな。
しかし本当に印象的だったのは、ファビオの今日の俺のエスコートぶりだったぜ。ゴール前のロータリーではかなり滑りやすく、奴は感覚的には10メートルぐらい後輪をドラフトさせてたぜ。ほんとによ、俺たちみんなをなぎ払っちまうんじゃないかと思ったぜ。まるでアクション映画だったぜ。本当にすげえフィナーレだったぜ。
で、明日はもう一度みんなでトニーのために全力を尽くすぜ。奴が黄色いマイヨを家に持って帰れるために頑張るぜ。
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マルティンのブログのトップに出てくるこのゴールスプリントの横からの写真を見ると、二位とは大差です。ぶっちぎりって奴だわ。

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