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http://www.bora-argon18.comというわけで、昨日のヴェークマンの末尾からのつながりです。
rsnにマジョルカでトレーニングキャンプ中のヘアクロッツのインタビューが載っていました。
ウルリッヒ以後、ドイツ人のステージレーサーはどうもぱっとしませんが、この21歳のジルヴィオ・ヘアクロッツ、それにシュテルティングの19歳のレンナルト・ケムナの二人が期待の星です。ヘアクロッツのスケジュールは、去年からワンデーレースになってしまったムルシア一周とアルガルベ一周ではじまりです。最初はアシストではじまりですね。
「【ステージレーサーが待ち望まれているのは】もちろん分かっている。これらのポルトガルのレースはコース的にも僕向きだけど、ヤン・バルタとホセ・メンデスという強豪と一緒だから、彼らのアシストをすることになるだろうね。総合を念頭に走る可能性はほとんど無いと思っている。でもチームの成績のために最善を尽くしたい。このレースにはコンタドールやファビオ・アルーが出るから、一緒のレースに出るのは初めてだ。」
「【今シーズンの目標は】まずは自分の能力を発揮して怪我や病気をしないで過ごすことだね。それが順調にいけば、もしかしたらグランツールのどれかに出られるかもしれない。それが夢だからね。【オリンピックも】まだ本気で考えてないけど、コース的には僕向きだから出られるといいな。しかしなにより良いシーズンを送ることだよ。残りは後から付いてくる。」
周りからはステージレーサーとしての期待が大きいようですが、
去年はU23のLBLでハプニングから2位でしたが、優勝してもおかしくなかったようで、ワンデーレーサーとしての資質もあるようです。
「コースは高い山があってハードなコースが今の僕には向いている。でも、自分がどういう方向へ成長していくかは、やってみないとね。どうなるかは楽しみにしているよ。大きなステージレースとハードなワンデーレースをうまくコンビネーション出来るといいね。」
ただ、TTが今ひとつなんですよね。この点はレンナルト・ケムナのほうが期待されているようです。
「ステージレースでコンスタントに良い成績を残すにはTTのパフォーマンスをもっと上げなければならない。たとえば今日はパルマのヴェロドロームで空気抵抗のテストをしてフォームの改善に励んだ。山岳とTTで能力を上げるためにいろいろなことに注意しなくちゃね。でもそれは今日明日にできるコトじゃないよ。長期にわたって作り上げていくものさ。」
ヘアクロッツって身長が190あるんです。ドイツ人の印象って東独の投擲競技選手のイメージがあって、骨がぶっとくって、体格よりもずっと体重があるっていう感じなんですが(私の勝手な思い込み?)、このヘアクロッツ君、手足が長いやせっぽち。でもいくら体重は68キロとはいえ、身長190はステージレーサーとしてはデメリットなんじゃないかなぁ。
さて、全く音沙汰のないネルツ君はどうなってるかとボーラのHPのレースプログラムを見たら、1月末のマジョルカのトロフェオ・XXシリーズに出場ですね。去年はキャンプ中に風邪をこじらせてドイツへ戻っちゃって、すっかり予定が狂ってしまいましたからね。今年は順調にいってほしいものです。

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