まったくねぇ、カヴが最後まで踏んでいればマルティン初のマイヨ・ジョーヌだったのに。しかし、監督からの指示がなかったのかなぁ。TVの放送では栗村さんはきちんと指摘していました。そしてカンチェラーラ自身も確実に知っていた。カヴだって知っていれば優勝はあきらめてもカンチェラーラの3位阻止にもがききっただろうと思うんだけどねぇ。だとしたらカヴに伝えなかった監督のミスだね。
-------
目下、私のモチベーションは厳しい試練にさらされている。今回は多くの落車によってではなく、マイヨ・ジョーヌにたいする期待のせいである。昨日私が二位に終わった後、私たちは今日それをほとんど手に入れていた。そしてすんでのところで、それを逃してしまった。
私たちのチームは素晴らしく強かった。最後の数キロでは、マイヨ・ジョーヌを私たちのチームが獲得することを確信するところまでいった。たとえばクヴィアトコフスキは私のためにものすごい走り方をしてくれて、驚くほど長時間前を牽いてくれて、私が彼のために犠牲になったレースのお返しをしてくれた。とてもうれしかった。
先頭グループのたくさんのスプリンターのおかげで、カンチェラーラが3位以内に入ってマイヨ・ジョーヌをかっ攫っていくのは無理だと思った。しかし自転車競技はこういうものだ。
私は、むろんレース直後はもうたくさんだ、という気持ちだったが、それでも今はあきらめるわけにはいかない。今はまだあと一週間は、マイヨ・ジョーヌを奪い取る可能性が残されている。だから前を見て行こう。たとえば明日は、ユイの壁でのゴールなので、カンチェラーラから3秒奪い返すチャンスは十分あるのだ。
------

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト