さてさて、キッテル、ツールに間に合うのでしょうか?
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今日のケルン周遊レースじゃあ、願っていたようなトップの成績を上げることは、残念だけどできなかったぜ。でもな、メイン集団の6位争いの集団スプリントではアタマを取れたぜ。レースは、大きな逃げ集団ができたときにおれ等のチームは寝過ごしちまって、そこに誰も入れなかったぜ。結局その大集団からさらに5人が逃げて、トム・ボーネンが優勝しちまったぜ。
この3週間のシエラ・ネバダでの集中的な山岳トレーニングは、今日は明らかに効果を見せたぜ。レースの始めだけ、俺は調子がよくなかったんだけどよ。それはきっと長旅のせいだぜ。それか、身体が低地にまず慣れなくちゃならなかったんだぜ。
俺のスプリントのレベルはまたとても良くなってるぜ。順調に昔の強さに戻りつつあるぜ。山岳でのレベルも — むろんスプリンターだからって言ったって、これも大切だぜ 笑) — うまくこなせるようになってるぜ。何人かのチームメイト、とくにワレン・バルギルなんかはレベルが高すぎるがよ。
でも、俺はうまく走れているぜ。すでに言ったように、今日はトレーニングの効果をモロに感じたぜ。
いまは俺は二日ほど家に戻ってからZLMツールに出発するぜ。
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ケルンのレース前のインタビューでは、「このレースで良いレベルならツールへ出るというのも意味があるけど、ライバル達に勝てそうにないレベルなら、俺は出ないぜ」と言ってます。デーゲンコルプのアシストという選択肢も尋ねられたようですが、これについてはコメントなし。「微調整はツールの間にすることだ」そうです。
ところで、このケルン周遊レース、5人の逃げが決まってボーネンが優勝でしたが、ゲルデマンが登りでかなり強いところを見せたようです。最終的には4位。ルクセンブルク一周で優勝して、ここでも良いところを見せて、だいぶ回復基調でしょうか。「スプリントのある人たちがいたからしょうがないわね。でも表彰台に登りたかったわぁ。自慢するつもりはないけど、もしゴールがもっと手前にあれば、登りであたしがもっと本気で逃げてリードできたはずよ。でもきっと優勝の目はなかったでしょうね。だけど充分に存在感を示せたわよね。あたしたちはレースをハードなものにしたかったのよ。そしてそれしか勝ち目はなかったの。」

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