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キッテルのブログ、ケルン周遊レース

2015.06.15.21:36

さてさて、キッテル、ツールに間に合うのでしょうか? 

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今日のケルン周遊レースじゃあ、願っていたようなトップの成績を上げることは、残念だけどできなかったぜ。でもな、メイン集団の6位争いの集団スプリントではアタマを取れたぜ。レースは、大きな逃げ集団ができたときにおれ等のチームは寝過ごしちまって、そこに誰も入れなかったぜ。結局その大集団からさらに5人が逃げて、トム・ボーネンが優勝しちまったぜ。

この3週間のシエラ・ネバダでの集中的な山岳トレーニングは、今日は明らかに効果を見せたぜ。レースの始めだけ、俺は調子がよくなかったんだけどよ。それはきっと長旅のせいだぜ。それか、身体が低地にまず慣れなくちゃならなかったんだぜ。

俺のスプリントのレベルはまたとても良くなってるぜ。順調に昔の強さに戻りつつあるぜ。山岳でのレベルも — むろんスプリンターだからって言ったって、これも大切だぜ 笑) — うまくこなせるようになってるぜ。何人かのチームメイト、とくにワレン・バルギルなんかはレベルが高すぎるがよ。
でも、俺はうまく走れているぜ。すでに言ったように、今日はトレーニングの効果をモロに感じたぜ。

いまは俺は二日ほど家に戻ってからZLMツールに出発するぜ。
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ケルンのレース前のインタビューでは、「このレースで良いレベルならツールへ出るというのも意味があるけど、ライバル達に勝てそうにないレベルなら、俺は出ないぜ」と言ってます。デーゲンコルプのアシストという選択肢も尋ねられたようですが、これについてはコメントなし。「微調整はツールの間にすることだ」そうです。

ところで、このケルン周遊レース、5人の逃げが決まってボーネンが優勝でしたが、ゲルデマンが登りでかなり強いところを見せたようです。最終的には4位。ルクセンブルク一周で優勝して、ここでも良いところを見せて、だいぶ回復基調でしょうか。「スプリントのある人たちがいたからしょうがないわね。でも表彰台に登りたかったわぁ。自慢するつもりはないけど、もしゴールがもっと手前にあれば、登りであたしがもっと本気で逃げてリードできたはずよ。でもきっと優勝の目はなかったでしょうね。だけど充分に存在感を示せたわよね。あたしたちはレースをハードなものにしたかったのよ。そしてそれしか勝ち目はなかったの。」



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プロフィール

アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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