さて、ジロではどうやら山岳賞はもう無理だと言い出したゲシュケですが、フレーリンガーの方はバイエルン一周に出場していました。そのブログは少し前にアップされていたんですが、延び延びになってしまいました。もう終了して一週間以上経ってしまいましたが、まあ、紹介させてください。
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去年怪我してリタイアしたのを別にすれば、僕はバイエルン一周には良い思い出しかない。2009年には、当時僕はミルラムで参加して、チームメイトのリーヌス・ゲルデマンが総合優勝した。2011年には僕は総合6位になって、ステージレースの総合では最高の結果を出せた。
それにもかかわらず、今年はおそらく最も素晴らしいレースだったね。シュトローマイアー一族による慣れ親しんだ素晴らしい組織運営、素敵なホテル、道も良く、しかも今年は毎日最高のレース日和だった。観客の歓声もこれまで以上に大きく感じられた。僕らのチームと今回のスターのジョン・デーゲンコルプはファンにもみくちゃにされたけど、こんなことは個人的にはドイツでは初めての経験だった。
ジロ・ディ・イタリアとカリフォルニア一周も同時に行われていて、ウチのチームはメンバーがちょっと一杯になってしまった。結局ぼくらは一人少ないメンバーで出場せざるをえなかった。加えてトム・フェーレルスが膝の怪我からやっと快復し、クロススペシャリストのラルス・ファン・デル・ハールも好調からはほど遠い状態だった。一方で僕の状態はとても良かった。僕らはみんなで毎日レースをうまくコントロールした。その際、いつももう一つのドイツのプロコンチームのボーラがそれに協力してくれた。この二つのチームがそれぞれ集団スプリントで二勝ずつ上げることになった。つまりサム・ベネットが二度、ジョン・デーゲンコルプが二度だ。だけど、総合はやっぱりTTスペシャリストがもっていった。現時点でワールドレコーダーでアワーレコードで最も早いモビスターのアレックス・ダウセットがバイエルン一周の優勝者になった。
バイエルン地方のおもてなしの精神と、クラシックとツールの間という今シーズンの現時点での僕らのチームのリラックス気味の雰囲気が合わさって、昨夜の晩餐は素晴らしかったね。元々決まっていたメニューを変更して、ザウアークラウトとジャガイモ団子とすね肉、それにヴァイスビールと卵入りパンケーキを出してもらった。これは言うまでもなく、僕らの通常の食事とは違っている。だけどレースの日々と規則的な生活を続けるだけじゃなくて、こういう例外的なすてきな日があってもいいよね。おかげで大成功のバイエルン一周と最終ステージの勝利のお祝いみたいになったね。なにしろ、レースが終われば普段はみんなバラバラに帰宅するのが普通なんだから。ここ何年もこのレースに呼ばれてきたから、僕は来年もバイエルンに戻ってきたいと思っている。だけど今はぼくのシーズンがまだ続くんだ。次はベルリンのレースとルクセンブルク一周だ。
じゃあね。
ヨハネス
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