というわけで、帰ってみたらジロでゲシュケが山岳賞じゃないですか!! 2004年のジロで、まだ23歳だったヴェークマンが、とうていクライマーではなかったのに、毎回のように逃げに乗ってステージ前半の山岳賞をチマチマとゲット、頂上ゴールなどの最後のポイントは最初からあきらめる、というかなり姑息な、いやいや、かなりクレバーな作戦でみごと山岳賞を取ったことがありました。2位のクネゴとの差は2ポイント。かなり露骨にクネゴのサエコチームとヴェークマンのゲロルシュタイナーが協定を結んで、サエコにゲロルシュタイナーが協力してクネゴの優勝をバックアップする代わりに、クネゴは山岳ポイントを狙わなかったんですね。
今回のゲシュケはその手を使えるかなぁ。Cyclingmagazine.de でツィッターでゲシュケとやりとりする記事が載っていますが、そこで、最初から山岳ポイントを狙って逃げたのか、という質問には、計画だったわけでは全くないと言っていますね。ただ、逃げた中では運が良くスプリントが一番あっただけだと。ただ、青いジャージを着ることができた以上、可能な限り長く着続けたいとも言ってます。
と書いていたら、rsnでも休日にゲシュケにインタビューした記事が載っています。逃げているとき、山岳ポイントを取れたら自分が青いマイヨだと監督から聞かされたとのこと。ただ、こうなった以上、このマイヨを守るために今後も逃げに混じりたいと言ってます。

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