出てきました、
ヴィンテージ自転車の祭典です。天気が良く、富士山もよく見えて気持ちよかったですね。170人参加だったそうです。

ヴィットーレ・ジャンニのマリア・ローザを10年ぶり(?)に着たんですが、縮んでいただけじゃなく、襟元に二カ所虫食い。しかし、凄い自転車が一杯でした。個人的には50年前後の棒の変速機のついたビアンキとか、ラグがきれいに黒く塗られた70年代のプジョー、それに鶯色の、あれもたぶん60年代じゃないのかなぁ、レニアーノ。
特に棒の変速機は説明してもらって鳥肌経ちましたね。さらに走りながら変速するところを見せてもらいました。

レバーを操作してハブを緩めるとともにチェーンも押して、そこでペダルを逆回転させてチェーンを掛け替えて、ふたたびレバーを操作してハブを閉める。その際、ハブが前後にずれるとともにチェーンをオーバー気味に押して、チェーンのたるみを確保する、と、そんなお話でした。これってバルタリが達人技を見せたと言われている奴です。
コースは約90キロ、途中4キロほどダートもあって、登りは立ちこぎすると後ろホイールが空回り、なかなか楽しい思いをさせてもらいました。こんなのや、

こんなの。

富士山を見ながらゆったりのんびりと、というはずだったんですがね。特に最後の方でイタリア人のすね毛を剃ったおじさんの後ろについたら、結構本気モード。といっても登りになったら簡単にちぎられたんですが。。。
しかし今日になったら疲れがドカンと出てます。食欲不振となんとなく酸素不足みたいな感じで、夕方になるまで身体が疲れている感じが抜けませんでした。もう無理しちゃいけないということですね。
最後になりましたが、楽しい思いをさせてもらいました。主催者さまと地元のボランティアの皆さんに感謝いたします。参加されたみなさまもお疲れ様でした。また来年も出るぞ、と宣言しておきます。

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