昨日の記事に、なぜ北朝鮮なのか、なぜナチスなのかイミフと書いてきたコメント氏がいたので、一応コメントで答えたけど、もう少し追加しておきます。
2/3の議席を獲得すれば、国会で憲法改正の発議ができる。コメント氏は自民党の憲法草案を一部でも読んだことありますか?
法律に詳しくなくても(まさにわたしがそうです)、あちこちの「但し書き」によって、基本的人権が骨抜きにされる可能性のある条項がたくさん出ています。
「公益および公の秩序」を害さない限り、と但し書きを付けることで、人権より国が大切で、権力者はやりたいことができるが、国民には自由がないという民主主義を捨てろと言わんばかりの条項がたくさんあります。憲法というのは、国民が国(権力)を縛るためのものなのに、ここでは国が国民を縛ろうとしている。
こうしたことは多くの専門家が口をそろえて言っています。改憲反対の学者は無論のこと、改憲派の憲法学者さえ、あまりの馬鹿さ加減に呆れています。
この自民党の憲法草案が通れば、日本は北朝鮮のように基本的人権のない、権力者の思うままの国になる可能性がある、と思うわけです。昨日の記事で北朝鮮と書いたのは、別にナチスでもスターリンでもかまいませんよ、ただ単に現在の日本で一番分かりやすい人権のない国の例として挙げたに過ぎません。
ナチスとの類似性は以前書いたこちらの記事をどうぞ。
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