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足だけ見れば今日はとても調子が良かった。ただ、背中の痛みは相変わらず問題だ。背中から直接お尻の筋肉に痛みが走るんだ。登りになるとちょっと辛い。
今日もハードなアシストの仕事だった。チンコフ・サクソのアタックには驚かされたね。幸い、すくなくともウチのリーダーの一人サム・サンチェスは横風でのアタックにも対応して第一グループに入れた。カーデル【エヴァンズ】のほうは残念だけど、そういかなかった。もちろん僕たちは他の優勝候補たちも僕らの集団にいたから、積極的に前を引くことはしなかった。でも、ぼくはカーデルを何度も風から守らなければならなかった。彼が体力を温存できれば、うまく第一グループにジャンプすることができるかもしれなかったからだ。そしてそのとおりにうまくいった。
このうまくいったことが、ぼくにとっても次のステージのための自信になるんだ。木曜日はすべてがうまくいくだろう。もちろんぼくもキャプテンをサポートするためにできる限りのことをするつもりだ。
このステージのためにできるだけ調子を上げておけるよう、ぼくは今日はホテルへの帰り道をバスではなくチームカーのひとつに乗って帰ることに決めた。その方が少しでも早くホテルに戻れるからだ。ぼくは車酔いしない方だ。つまり車に乗っていて気持ち悪くなったりしない。でもこの車の運転手の運転と来たら、ダカールラリーもこれに比べれば冗談だろ、っていうレベル。
運転手ができるだけ早く目的地のホテルへ到着するために急いだせいで、ぼくは胃の調子がおかしくなったよ。今は幸い、またふたたび元気になったけどね。
ところで読者のみんなで、ぼくに聞きたいことがあれば、このradsport-news.comの編集部へ連絡してね。編集部はぼくに直接質問を転送してくれることになっているから、可能な限り質問に答えるつもりだよ。
じゃあね。
ドミニク
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このステージ、ゴールの町はロンダだったんですね。橋で結ばれた二重都市で、あまりブエルタがやって来たことがなかったんじゃないかと思うんですが、個人的な理由で、一時期、最も行ってみたい都市の一つでした。

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