いやあ、先日のツール・ド・ポーランド、マイカが総合でもトップと書いてましたが、嘘でしたね 笑) あの時点では1秒差でまだペトル・ヴァコチがトップでしたね。でも、昨日のステージでマイカが連勝、今度こそ総合トップになってます。今日の25キロのTTでどうなるでしょう。
さて、
ミステリーチャンネルの「刑事フォイル」の第三話目、ポイントは良心的兵役拒否のグループですが、イギリスの貴族階級と一般庶民の階級社会が、あちこちに暗示されます。同時に、戦争により、普通の人々の心が残虐で排他的に蝕まれていくのもわかります。同時に当時のイギリスは当時の日本に比べて(いや、ひょっとすると現代の日本よりも)、ずっと度量が広かったんですね。良心的兵役拒否を認める(むろんほとんど認めないけど、審査はする)とか、戦争反対を唱える親ナチスの人種差別主義者のファシストたちが公然と自由に集会を開いたりできたわけです。当時の日本で良心的兵役拒否なんていう概念がなかったでしょうし、戦争反対を唱えれば間違いなく刑務所へ送られたことでしょう。
しかし、一筋縄ではいきませんね。第二話の中心は「戦争反対を唱えるレイシストのファシスト」たちという、評価の判断に苦しむようなレッテルです。しかもそうした人たちの多くは上流階級の人間に多かったそうで、政治家も含まれています。むろん、反共という点でナチスと親和性があったのでしょう。第三話ではそうした上級貴族階級の一般庶民を見下したような対応があちこちに見られます。
戦争中のイギリスなんて、チャーチルの元で一枚岩でナチスに対抗し、バトル・オブ・ブリテンじゃないけど、襲い来るドイツ空軍をスピットファイアーで迎え撃ち、ついに守りきった、という勇ましいイメージしかありませんでした。こういう国としての神話を、ほとんど真っ向からひっくりかえせるようなドラマが作れるんですねぇ。
さてさて、スカパー、我が家はすでに加入して15年かな? 先日謝恩プレゼントで一月無料でいくつかのチャンネルを見ることができるという案内が来ました。即決でヒストリーチャンネルを選択。第一次、第二次大戦、ヒトラー関連、といろんなドキュメンタリーがあるなかで、一度
ここでも書いたことのあるNHKの映像の世紀を全部まとめて今やっています。こちらも楽しみ。あーん、見たいものがどんどん溜まっていきます。一日24時間じゃあ足りないよ。

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