昨夜12時頃(日本時間)に livestream で見たんですが、あまりに動かないので諦めて寝てしまいました。しかし、今日からは山岳コースですね。拙ブログとしてはネルツですよ。フレーリンガーは順位関係ないですから、バルギルのアシストをきちんとしてくれると良いですが、ネルツはひょっとして総合上位を狙って良い立場ではないかと期待しているんですけどね。
さて、昨日ちょっと触れたグダニスク。つらつら考えていたんですが、ワレサ(ヴァウェンサ)との関連で、この民主化運動を潰したヤルゼルスキのことを思い出しました。当時、友人たちとクーデターヤルゼルスキなんてお馬鹿なことを言い合っていましたっけ 苦笑)
ヤルゼルスキは少し前に亡くなったというニュースが流れましたね。当時はソ連の衛星国家ポーランドで起きた民主化運動を、戒厳令を敷いて弾圧して潰した悪役でした。ところが、実は「悪役」などではなく、ソ連軍の介入を避けるために窮余の策として行ったことで、その後も周囲に反対を無視して、逮捕した民主化運動関係者の恩赦を繰り返し、引退するときには「敵」のワレサ(ヴァウェンサ)を後任にして、「戒厳令の責任はすべてわたしにある。みなさん申し訳ありませんでした」と引退演説で語ったのでした。
ヤルゼルスキはあえて「悪役」になることを厭わず、流血の惨事を避けたわけです。ヨーロッパではヤルゼルスキの評価は完全に「愛国者」として定着しているそうですが、ここでいう「愛国者」という言葉の意味、日本で言われている安っぽい上っ面だけの言葉とはずいぶん違う気がしませんか?

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