いやあ、昨日のマルティンはすごかったですねぇ。ラスト2キロのゲートと同時に先頭に出たら、ゴール200メートル前まで一人で引っ張りまくってトレンティンを発射させました。多少下り気味とはいえ、一人列車&カタパルト。まあ、他のチームが列車が作れるような状態になっていなかったという面もありますが。
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今日は、この数日チームがわたしのためにやってくれたことの恩返しをするチャンスが訪れた。ゴールまでの最後の1キロは下りになっていることは分かっていた。そこでわたしはマッテオ・トレンティンを後ろに引き連れて集団の先頭を引き、他の誰も追い抜けないぐらい速く走った。時速70から75キロで走ることができれば、ポジション争いで後ろからは誰も決定的な逃げを決められないだろうから、チャンスはそれだけ高くなる。こうしてわたしたちはサガンやその他のライバルたちをビックリさせるとともに、勝利を挙げた。わたしはマッテオを200メートルの看板までリードアウトし、マッテオが成し遂げたのである。この勝利は彼にとっても、チームにとっても、そしてわたしにとってもすばらしいものだった。
明日のTTではもう一度全力を振り絞ることが大切だ。わたしの調子はとても良いし、プロローグで示したパフォーマンスをもう少し引き延ばして長い距離に当てはめることができるよう願っている。コースは明日もう一度視察できるだろう。書類上ではなかなか手強いコースのようだが、わたしに向いていそうだ。ともかくわたしにとって大切なのはこのステージレースに勝つことなのだ。仮にカンチェラーラのようなライバルがわたしより早かったとしても、総合首位を保てれば、それほど悪いことではないのである。
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そういえば、一時期話題になっていたカンチェラーラのアワーレコード挑戦はどうなったんでしょう?

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