漫画みたいでした 笑) ありえないだろ!ってツッコミ入れたくなるぐらい。
集団に閉じ込められたし、最後のコーナーを曲がったときには先頭と20メートルぐらい差がなかった?
82年の世界戦のサロンニみたいで、他の選手たちのスプリントがスローモーションに見えました。なんかムチャクチャ強くない? これ、カヴェンディッシュもグライペルも、もう誰も止められないよ。
こうなるとアルゴスのアシストの役割は逃げグループを潰す追走と、ラスト2,3キロのポジション争いだけで、ゴール前のアシストなんていらないね。残り1キロで前から15番ぐらいまで連れて行けば、あとはなにもしなくて良いんじゃない?
というわけで、キッテルのブログです。今日は伏せ字も入ります 笑)
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なんてやべえ日だ。誕生日にこんな狂ったスプリントだぜ。おれは今日は諦めなかったし、あんな絶望的なポジションからでも勝てたことが嬉しいぜ。まえでライバルたちがスプリントを開始したのを見たとき、おれだってキン●マあるんだぜ、見せてやろうじゃねえか、って熱くなったぜ。だけど、ありゃあスプリントって言うよりアタックだったぜ。くそったれな長い距離だったぜ。どうなったってかまいやしねえ、今はもうありったけの力をだしてやろう、って言い聞かせたぜ。4位で終わるか優勝かどっちかだ!ってな。いくらが登り気味で、おれ向きではなかったけどな。登りは苦手だからな。だからこの勝ちは誇らしいぜ。言葉に出来ねえや。
俺たちはゴール前1.5キロで前にいるようにしたかったんだぜ。だってその当たりのコースは狭いし、コーナーもあったからな。そこからは一列棒状だったぜ。うまくいったぜ。おれはトム【フェーレルス】の後ろに付いたんだけど、二人の選手にサンドイッチされちまった。で、スピードを落とすか、そのまま頑張って落車するか、決断しなけりゃならなかったんだぜ。で、スピードを落として、ポジションをかなり下げちまった。ゴール500メートルでは100メートルぐらいシケインで囲まれていたんだぜ。そこを抜けたとき、最悪のことを考えたぜ。だけど、ホントにうまくいったぜ。
おれはメガ誇らしいぜ。沿道ではみんなが応援してくれて、雰囲気は最高だったぜ。楽しかったぜ。
今日はオーガナイザーからシャンパンを一箱もらったぜ。その気になれば今日はどんちゃん騒ぎができるぜ。だけどもちろんそんなことはしねえよ。おれたちゃプロだからな。だけどちょっとだけ乾杯ぐらいはするぜ。
明日は朝8時半に南イタリアへ出発だ。そこでリラックスして休養日をすごすぜ。浜辺のカフェで、願わくば陽がさしてるといいけどな。
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ゴール後にあんな風に倒れ込むのは珍しいと思ったんだけど、やっぱりかなりの長距離スプリントになったんでしょうね。そういえば、
去年のジロではメズゲッツの落車の後、残り1キロ以上を逃げたデーゲンコルプも、ゴール後倒れてましたっけ。

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