続けていきます。
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今日のゴールの写真がすべてを物語っているね。僕の表情から、負けた瞬間に何を考えたかがわかるんじゃないかな。くそったれ! だ。もう一度できないか。リスタートボタンを押すことできない? もう一度最初からやりたいよ。そうすればもっとうまくやるからさぁ! クソっ、でも人生にはリスタートはない。
残念だけど、また勝利に手が届かなかった。ホーフラントにはほんとうに驚かされたよ。後ろからものすごいスピードで出て行って、もうその差を取り返せなかった。ゴール地点では僕のほうがスピードがあったんだけどね。ただ、この隙を突かれたという気持ちが最後まで決定的だったね。
むろんチームのメンバーは誰もリタイアしていない。雰囲気も良い。僕の調子が今ひとつだとは誰も言えない。ただ、スプリントになったら全部勝つというのが僕に化せられた要求だからね。今日はタイミングだけが完全ではなかった。昨日よりは良かったけど、でもまだパーフェクトではなかった。
ステージはとても激しく、僕らもラモン【シンケルダム】を最後のところの落車で失った。クーン【デ・コルト】がゴール前200メートルまでリードアウトしてくれたときには、もう誰も僕を抜けないと思った。ところが、だよ。
明日もステージ優勝のチャンスはある。ゴール地点はサーキットだ。最後の500メートルが登っていて、僕向きだ。サーキットゴールって言うのは良い思いであるんだ。ブエルタでアラゴンのサーキットゴールで勝つことができたからね。
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昨日のホーフラントの勝利は、久しぶりに見ましたね、スプリンターの鼻をあかす早掛け、逃げ切り。昔、現在のように長いトレインを作る戦法がまだ確立していなかった頃は、長めのスプリントを得意にした選手たちが早めにスプリント開始して逃げ切るというのがよくあったんですよね。
これは前にも書きましたね。お暇でしたらどうぞ。
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