シクロ・クロスの世界戦、結局スティバールでしたね。結局、この競技は1時間ずっと全力って感じで、強い選手しか勝たない、というか、上位のメンツは常にほとんど変わらないですね。コースによって、多少の得手不得手があるにしても、ロードより偶然とか運の要素が入りにくい。
というわけで、そのクロス世界戦とほぼ同時刻にフランスで行われていたGPマルセイユのデーゲンコルプのブログ更新です。
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ゴール500メートル前に、ぼくがドカンとアタックして、ズブズブになっちゃったシーン、きっとテレビ映えしたことだろうね。今日は典型的なビギナー・ミステイクで優勝を逃したよ。なんにしても、ぼくとしては痛い。いうなれば、ぼくは他の選手のためにパーフェクトなリードアウトをしちゃったわけさ。レースの雰囲気は4カ月ぶりだからね、ぼくのレース感もナマクラだったね。
そもそもが集団スプリントになるって思ってなかったんだ。ゴール800メーター前でちゃっと逃げを捕らえることができて、ぼくはつい、ひとりでノリで行っちゃったんだ。ほんとに初心者みたいなミスだよ。ゴールまでまだどのぐらいあるかを見ないで、逃げを捕まえるときに先頭にでちゃった。そしたらゴールまでまだかなりあったというわけ。結局4位になっただけだった。
でも気分はとてもいいよ。いまはそれが一番大切なことさ。ぼくの調子はまずまずだし、チームメイトもそうだ。みんなとてもうまくアシストしてくれた。次のレースでもこれは期待できるよ。ぼくらはいまニームのホテルに滞在していて、次はエトワール・ド・ベッセージュに参戦する。
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前から何度も拙ブログでは書いてきたけど、デーゲンコルプってゴールスプリントで早め早めに駆けたがるんですよね。U23の世界戦で2位になったときもそうだったし、去年のツールでも、まあ、色々言われましたが、素人目にはサガンをマークすればいいのに、先にかけてあっさりやられちゃうし、そういうシーンをずいぶん見てきました。だけど、本人もそれが持ち味みたいなところがあるんでしょうね。逆に去年のヴァッテンフォールなんかは先にかけてグライペルの追い込みをかわしましたから、一概に言えることではないんでしょうけど。

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