このところちょっと忙しくって、しばらくは拙ブログひいき選手たちのブログ紹介でお茶を濁します 笑)
デーゲンコルプとは違って、マルティンは数値を出してませんが、ローラー台で似たようなテストをしたようです。

©
http://www.tony-martin.de/de/-----
昨日は、カルペのチームトレーニングキャンプに合流し、「ハピー・ニュー・イヤー」を、延々と続くワインディングロードのように50回も言ったが、今日は早くも段階テストをこなしてきた。12月に行ったテスト結果と、去年の同じ時点でのテスト結果、そして今回の結果を比べて、順調にわたしの能力が向上することを期待してよさそうである。数ワット高い数値を挙げられて満足している。トレーニングでのよい感触が、今日の数値で実証されたのである。
写真でわかるように、テストでは自分の自転車を使う。これでかなり辛いテストをいくらかでも耐えやすくできる。このテストの後、さらに数キロほど流してきた。ここの天気はとても良く、マジョルカよりいくらか暖かい。明日と明後日は通常のトレーニングがあって、その後メディア会議が続く。
ところで、マルセル・キッテルには心から「スポーツ1・2013年スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」の投票で1位になったことのお祝いを言いたい。この賞はドイツで一番大きなスポーツファンによる投票で決まる賞で、F1のゼバスチャン・フェッテルやバイエルン・ミュンヘンのキャプテンのフィリップ・ラームを抑えて、キッテルが1番に選ばれたのだ。他にもサッカーのバスティアン・シュヴァインシュタイガーや円盤投げのロベルト・ハーティングもノミネートされていた。わたしはファンがキッテルを1番に選んでくれたことを喜んでいる。ドイツのTV局ZDFによるスポーツマン・オブ・ザ・イヤーがスポーツジャーナリストの投票で行われるのに対して、こちらではファンが選ぶのだから、わたしたちの種目が認められたということを表している。わたしたちの競技には熱狂的なファンがついているということなのだ。ZDFの方ではキッテルはベスト10にも入れなかったのだから。
また近況をみなさんにお伝えしたい。ではまた。
------
すでに以前のマルティンのブログにもあったように、
ZDFのジャーナリストが選ぶほうでは1位は円盤投げの派手なパフォーマンスで有名なハーティングが1位で、マルティンが10位でしたが、こちらのスポーツ1では、スポーツファンはキッテルを選んだわけで、ドイツではここしばらく自転車=ドーピングのイメージが強くて、ファンも離れたと言われてきましたが、でも自転車レースが行われればやっぱり人はかなり集まるようだし、マルティンをはじめとした若い世代が積極的にアンチ・ドーピング運動に参加してきたことで、自転車人気が復活してきたようです。
ただ、良く言われるんですけど、ドイツって強くないと人気が出ないという傾向が如実にあるらしいです。フランスでは万年二位のプリドールがツール5勝のアンクティルよりもはるかに人気があったわけですが、これは、ドイツ人には理解できないことだったそうですからね。だから、キッテルみたいに、なにしろあのカヴとの「タイマン」に負けなしでしたからね、そういう勝てる選手が出てきたことで、人気も当然上がってきたのでしょう。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト