北朝鮮のミサイルと日本の靖国参拝。共通点は? それぞれ相手国の軍拡主義者が大喜びする。いまごろ、中国でも北朝鮮でも、日本は軍国化している。わが国も軍を強化しなくては、軍備を拡張せねば、とウキウキしている連中がいるのが目に浮かびます。
しかし、暴走してますなぁ。中韓が反発するのはあたりまえにしても、EUからも懸念の声が上がっているし、ついには米国も「失望」という強い言葉で非難です。そもそも国連からも日本の人権に危機感が表明されているしねぇ。数日前に書いた今上天皇の言葉のエントリーじゃないけど、そしてそこのコメントにも書いたけど、今の日本を止めてくれるのはやっぱり外圧しかないんですかね。なさけないなぁ。。。
靖国についてはツィッターなんか見ると、堂々と日本人が日本を護るために亡くなった人を祀ってなぜ悪い?とトンチンカンなナショナリズムを爆裂させている人もずいぶんいますが、なんかホントにみんな何も知らないんだね。ぼくだって靖国神社なんか興味ないし、知らないよ。でも、戊辰戦争以後「敵味方無く」祀っているなんてツィートは大嘘だっていうのぐらいは知っています。日本のために死んでくれた先祖なんて言って、それで十把一絡げにして、慰霊なんて言えるの?
いずれにしても、靖国で神様にしてやるから死ね、と言われて、あなた死にますか? それに、捕虜になるより自殺しろと言って、しかもご本人は自殺すらできなかったような指導者を神様として祀っているんだよ? 死ねばみんな神様っていうのは「美しい」日本の先祖崇拝の伝統かもしれないけど、弾の飛んでこないところで「いけいけ!」と叫び、戦後絞首刑になった指導者と、見知らぬ島で敵の銃弾ではなく、食うものがなくて死んだ兵士達。それが同じ神様でいいのか?昭和天皇も激怒し、その後参拝することはついになかったし、今上天皇も絶対に参拝しないっていう事実を、ネトウヨ連中はどう考えているんだろう?

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