rsn の総括シリーズ、ゲシュケです。プロ5年目で最高のシーズンだったと言って良いでしょうね。優勝はなかったんですが、トップテンが10回、特にカナダのツアー・オブ・アルバータでの2位やブラバンツェ・ペイルの5位が挙げられますが、もっと大きなレースでの順位も、なかなか渋いところにいます。たとえばアムステル・ゴールドレースは18位、リエージュ・バストーニュ・リエージュは19位、そしてなにより世界戦はドイツ人最高位の14位でした。
「ぼくの今シーズンはとてもよかった。完全に満足できるとはいえないけど、でも僕のキャリアでもっとも強かったシーズンだよ。ただ、良い成績はいくつかあったけど、クラッカーを鳴らせるようなのはなかった。一年中とてもよいレベルで走れたけど、でもやっぱり夢のようだったとは言えないね。」
ツールでは第14ステージで逃げ集団に混じってゴールスプリントで7位になりましたが、むしろそれよりチームメイトのキッテルの4勝のお膳立てに協力できたことのほうが嬉しいようです。
「ほんとうにトントン拍子だったからね。すごい気持ちだったよ。【自分の7位については】最後のところは夜ベッドのなかで何度も考えたよ。勝てたのになあ。【今シーズン一番の思い出は】ミラノ〜サンレモだ。あんなに寒かったのは経験になかったね。身体が自転車に乗るのを拒否していたもん。」
来シーズンの目標は、昨日のヴェークマンと同様、アルデンヌ・クラシックだそうで、そこでトップテンに入ることと、ツールは勿論ジロも出てみたいと言ってます。今シーズンでかなり自信がついたのかな。こんなことも言ってますね。
「僕の最高の年はまだこれからだと思う。もっと強くなって、チャンスを最大限生かしたいね。」
ゲシュケはフェイスブックで返事をもらったしね。まだ27歳。父ちゃんのようなスプリントはないようだけど、オールラウンダーとして、アルゴスシマノのなかでも存在感を示してきたのではないでしょうか。ステージレースのネルツとワンデーやステージ狙いのゲシュケ、それにアンダー23のヘアクロッツが来シーズンの期待ナンバーワンワンワン 意味不明。

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