どうも今年は去年のような爆発力が欠けているように感じるデーゲンコルプ。これから秋にかけてのレースで、もう少し目立って欲しいところです。去年はこの時期ブエルタで4勝し、パリ〜ツールや世界戦で4位になりましたからね。
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こんなレースは前代未聞だね。金曜日にハンブルクでかつてのスキー滑降競技のオリンピックチャンピオンと競争するんだ。むろん下りだよ。僕の対戦相手はフランツ・クラマー。1976年のオリンピックの格好の優勝者だ。
彼はローラースキーを履いて、ぼくは自転車で下るわけ。今はみんな、デーゲンコルプが勝つって思っているかもしれないけど、ルールを聞いてほしい。むろんそんなに簡単ではないんだよ。だってぼくはペダルを漕いじゃいけないんだ。ただただ転がり降りていくだけ。しかもゴールまで最小のギアで変速しちゃ駄目。コースは【ヴァッテンフォール・サイクラシックスの】ホビーレース55キロ地点にあるケスターベルクの下りだ。きっとおもしろいことになるだろうね。
明日の22日にはヴァッテンフォールのコースへ行き、フランツ・クラマーに敬意を表してくる。でも、日曜にはまた本気にならなくちゃね。ヴァッテンフォールは楽しみだよ。ドイツのレースはそんなに多くないからね。僕らにとっちゃ特別だよ。エネコ・ツアーで調子を整えることができた。まあ、見ててくれ、日曜日にどうなるか。
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フランツ・クラマーはオーストリアの伝説的な選手のようです。ただ、すでに60歳。どうでしょうね?デーゲンコルプは得意のサドルの前にお尻を落とすクラウチングで降りていくんでしょうけど、あれよりお尻をサドルの後ろに下げる昔のスタイルの方が安定性があるし、格好も良いような気がするけどなぁ。そのうちYouTubeで見られるようになるかな?

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