エネコツアーの最終日。ヘラールツベルヘンの町から、例の石畳の壁を登りました。
ツール・ド・フランドルの一番の見せ場だった所。途中のレストランの建物がはみ出している狭いところは、その直前で、例のカンチェラーラ

がモーターつきの疑惑を生んだところで、そこからさらに、頂上に礼拝堂があるカペル・ミュールも走りました。そこを先頭で逃げてきたのがスタナード

とグライペル

。スタナードはよく逃げる選手だけど、グライペルが逃げに乗るってのも不思議な感じでした。ヘラールツベルヘンの壁をできるだけ前でクリアしたいってことだったんでしょうか?
しかし、のこり5キロでズデネク・スティバール

がアタック、トム・デュムラン

は勝てるチャンスを逃しましたね。後ろで、だめだぁ、というように頭を振ったのが印象的でした。
マウンテンからきたとかトライアスロンからきたとか、いろんな選手がいますが、クロカン専門だった選手がこういうかたちでそこそこのステージレースに勝っちゃうっていうのはあまり記憶にないですね。昔のロジェ・ド・フラーミンク

は若いうちにクロカンの世界チャンピオンになってますが、ロードと両方やってたわけで、スティバールの場合、完全にクロカンオンリーだったんじゃないの?

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