今年のドイツU23のチャンピオンになったジルヴィオ・ヘアクロッツ君、ツール・ド・アルザスで総合優勝しました。まだ20歳で、来年もプロチームには行かないと言っていますが、あまり急ぎすぎずに力を伸ばしていってほしいものです。
というわけで、ここ数年のドイツU23のチャンピオンを見てみましょう。
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これはドミニク・レールス。2006年のU23のチャンピオンでした。
拙ブログを古くからお読みになって下さっている方なら、この名前にピンとくるでしょうか?2010年のジャパンカップを最後に、引退して世界旅行へ行っちゃった人ですね。ジャパンカップをリタイアした後はゴール近くで行商を始め、最後はレーパンとサンダルだけで自転車に乗って宿へ帰っていった選手です。
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こちらの赤毛のお猿さん系選手。なんとなくドイツ人というと、この手の顔を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか 笑)2007年のチャンプ、ドミニク・クレンメです。
2011年にGPサマンに優勝して、これでこの選手も本物になるかな、と思ったのですが、その後まったく名前が出ませんね。
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続いてマルティン・ライマーです。2008年U23で優勝したと思ったら、翌年はドイツチャンピオンになって、そこで運を使い果たした感がなきにしもあらず。去年は一度引退したんですが、今年ツィオレクのいるMTNクベカに入りました。
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で、拙ブログおなじみ、ドミニク・ネルツ君です。気持ち的には一押しなんですけどねぇ。完全に優良アシストになってますがねぇ。今行われているポーランド一周では、アシストすべき絶対的なエースはいないようですが、1、2ステージともに、そこそこ上位でゴールして、総合は現時点で20位。どこかで一皮むけないかな、と思ってるんですが、なにしろまだ23歳。あと4年後ぐらいにはレースによってはエースを張れるようになっているといいんだけどね。なお、この年3位のジュリアン・ケルンもAG2Rに入ってます。フランスチームに入ったドイツ人選手っていうとフォイクトを思い出すけど、どうでしょうね。ケルンです。

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これはもう言わずとしれたデーゲンコルプ。このところのU23チャンプでは出世頭ですね。ついでながら、相棒のキッテルのほうは同じ2010年の個人タイムトライアルのチャンピオンですね。ついでながら、この年デーゲンコルプについで2位になったミシェル・コッホも今年キャノンデールへ入りました。コッホです。

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2011年はファビアン・シュナイト。香港のチャンピオンシステムに所属していて、日本の西園選手と同僚です。なお、この年3位になったリュディガー・ゼーリヒは現在カチューシャに所属して、すでにリンブルフクラシックで優勝してますね。ゼーリヒです。

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で、リック・ツァーベルです。これは当初ツァーベルの息子ということで注目されていたんですが、U23のツール・ド・フランドルで優勝しちゃいましたからね。こういうクラシックに強い選手ってかなり気になります。
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で、今年のジルヴィオ・ヘアクロッツ君。山に強いようで、ツール・ド・アルザスでもクイーンステージを制してます。TTは今ひとつみたいだから、ドイツには珍しい山岳スペシャリストとして伸びていってほしいものですが。。。
こうやってみてくると、それほどドイツ人に多いとは思えないドミニクという名前がレールス、ライマー、ネルツと3人もいます。レールスは引退、ライマーは一時引退、ネルツ大丈夫だろうなぁ 笑)
というわけで、我が家は恒例、夏の家族旅行で千葉最南端へ行ってきます。
-----2013, 8/8 追記
あれま、今、気が付きました。ライマーはドミニクじゃないですね。ドミニクはそのまえのクレンメでした。


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