本日の東京新聞の山口二郎の「本音のコラム」から。
「安倍首相は、中国や韓国の脅かしには屈しないが、アメリカの脅かしにはすぐに屈服する」
安倍が靖国のことで威勢の良いことを言って、それでまた人気が上がったんだろうけど、アメリカが文句をつければ何も言えずに軌道修正する。こういう安倍の姿勢を、安倍を支持する人達はどう見ているんだろう?
以前にも書いたけど、韓国や中国に日本の主権が侵される、とか乗っ取られるとか言ってる人がいるけど、冗談じゃないよ。あんたら、アメリカに乗っ取られようとしているのは何とも感じないのか?と言いたいね。1万歩ゆずって、アメリカが少しでもましな国なら乗っ取られてもいいだろうけど、あの国の保守派のひどさは、拙ブログでもその手の本を何度も紹介してきたとおりだ。彼らからすれば日本人なんて奴隷扱いだよ。
町山智浩「99%対1% アメリカ格差ウォーズ」孫崎享「戦後史の正体」を読んでスティグリッツ「世界の99%を貧困にする経済」「ショック・ドクトリン」覚え書きトニー・ジャット「荒廃する世界のなかで」結局安倍を支持している多くの人々には、アジア蔑視の差別意識が間違いなくある。名誉白人的な自意識がある。しかし、こんないびつで卑屈な意識でいいのか、と言いたい。現時点でのぼくら日本人は、東アジアに住む人間として、常に東アジア人のプライドを持つべきなのだ。
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