いや、出ましたね。しかも出た日がわたしの誕生日 笑)
見たことない写真やエピソードがてんこ盛りで、この厚さと内容でこの値段はかなりお得です。特に拙ブログの昔の自転車レースの話に反応する方(あんまりいないかな?)は絶対買いましょう。100年前のレースの感じ、峠道の様子、選手や観客の様子も、文章はもちろん写真を見ればすぐにつかめます。当時は大冒険だったことがよく分かるでしょう。また、著者がフランス人なので、たとえば1937年のフランス人ロジェ・ラペビー対ベルギー人シルフェーレ・マースのことはどう書いてあるか興味深かったんですが、ラペビーびいきの書き方ではなく、好感が持てます。至高のツールナンバーワンが1964年という話も、個人的には納得。ただナンバーツーは1948年のバルタリのアルプス三連勝とか、51年のコーブレットの圧勝とか、あるいは58年のゴォルの大逆転とか甲乙付けがたいのが一杯ありそうです。もちろん見てきたわけじゃないけど 笑)
ただ、きちんと読みこなすには結構な予備知識が必要かもしれません。ある程度までは知っていることが前提になっていて、しかもフランス風のウィットに富んだ書き方で満ちあふれていますので 笑)
手前味噌で恐縮ですが 笑)まず
「ツール100話」(未知谷)などでその年のだいたいの感じを掴んだ上で、この本に挑戦するのがよろしいかと。。。爆)
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