いやぁ、栗村さんの解説はもう抜群ですね。画面への目配りがいいし、レースそのものに対する見方がいい。そしてなによりユーモアのセンスがいい。そしてドーピングの話もきちんとする。
しかし、冬枯れの森の中の直線一本道。寒々しかったです。しかしやっぱりあの距離のスプリントならカヴェンディッシュ、グライペル、キッテルが三強かな。
キッテルは今回から杉ちゃん風に語調を変えてみましょう 笑)
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今日ほど欲しかったステージ勝利はなかったぜい。昨日のパンクの後、ここで勝つことしか考えてなかったからな。運良くうまくいったぜ。今日のステージも始まりはやれやれだった。70キロほど走ったところで俺の変速機がぶっ壊れて、自転車を変えたんだけど、一センチほどサドルが高すぎで、結局再び修理した自分の自転車に戻したんだ。でもそこで俺はこう考えた、よし、これでふたたびまたうまくいくぜ。
ラストは位置確保のために比較的早めに前に出たけど、風を受けるのはできるだけ後にしようとしたんだ。俺はレンショウのそばにいて、ペタッキもまだ俺の前だった。ゴール前200メートルまでだいたい12番手ぐらいだったかな。それから残り180メートルぐらいでやっと点火。うまく抜け出ることができた。腹の底から怒りを込めてスプリントしたぜい。
俺はホントに満足だぜ。ブエルタでステージ優勝したのと同様に、この勝利は俺のキャリアで最も重要なものだ。いまはそれをチームのみんなと一緒に喜びたいぜ。みんな今日もホントに凄かったからな。明日はゴール直前の登りが俺にはきつすぎだ。でも後数時間はそんなことを考えるのはよしとくぜ。
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ラスト、栗村さんは一旦アルゴス列車から千切れたと言ってたけど、実はそうじゃなくて、前に出るのを避けたっていうことみたいです。あのメンツであの程度の距離なら点火すれば簡単にまくれるって自信があったんだろうなぁ。で、実際に圧勝だったしね。
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