続いていきます。最終ステージはロットのルーランツの勝利ですね。全部で4つのステージでグライペルとルーランツが勝って、ロットとしては十分なレースだったようです。
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きょうは夜はまたしても午前8時に終わった。アンドレとの勝負にまたしても負けてしまった。目が覚めたら、グリンゴはすでに携帯でニュースをチェックしてた。
朝食はいつものとおりで特別変わったものではなかったけど、チームはミューズリなんかを持参してきていた。スタート直前にエスプレッソをダブルで飲んで、良い音楽でちょっとリラックス。
スターとするとすぐに20キロまで登り。上につくと僕の前のグループまで50メートル離れている。急いで仲間を見つけて一緒に走った。最後には50人ほどになった。そのうち半数がスピードアップに強力して、75キロ地点で再びメイン集団へ復帰。
そのメインから17人が抜け出して逃げた。そこには我らがクライマーのグリンゴも。きょうはおしゃべりする気はないんだな。メイン集団はラディオシャックとIAMが集団を引いた。ダニーロ・ホンド(ラディオ・シャック)とドミニク・クレンメ(IAM)が数人のチームメイトと一緒に先頭を引っ張っていたね。ドミニクがこんなに強かったのは久しぶりだと思うよ。今日の最後はIAMのトーマス・レヴクヴィストが総合優勝して、クレンメの仕事が報われた。
150キロ地点でふたたび登り。一日中氷のような寒さのせいで、ぼくの足はむちゃ重くなった。だから僕らはふたたび比較的大きなグループで走って、そのままゴールへ。
きょうは192キロのうち90キロしか集団の中にいなかった。そういうのって、わかると思うけど、楽しい事じゃないね。しかし、そういうこともあるさ。最後にもういちどほとんど800メートルぐらい登りがあった。そこですこし雪が降り始めた。気温は0度だよ。
この最後の山頂からは12キロぐらい長い下りになってゴールなんだ。そこではもう足も指も耳も感覚がなくなり、ハンドルをもっているのがやっとだった。
ゴールで、ユルヘン・ルーランツが勝ったことを知った。凄いことだよ。でも寒すぎで、ゆるヘンの勝利を喜ぶ余裕なんかなかったね。そのままバスへ飛び込んで温かいシャワーを浴びてやっと溶けたっていう気持ちだったね。
ちょうどいまはチームバスでニースへ向かっているところだ。そこでみんなで一緒に食事をして、おいしい赤ワインを飲むんだ。でも飲み過ぎるわけにはいかないよ。明日の朝は飛行機が6時45分だからね。
アンドレと僕は、この日記がみんなに気に入ってもらえることを願っている。また次の機会まで。
じゃあね。
ジビ
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ミューズリ、最近は輸入食材屋にいくと手に入りますけど、ぼくはあれ駄目ですね。あれを朝食べると10時頃に必ず胃の膨満感でお腹が痛くなります。がっついて、良く噛まずにばくばく飲み込むからかなぁ。コーンフレークだと大丈夫なんですけどねぇ。
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