すっかり忘れていました、こんな選手がいたことを。ミカエル・ラスムッセン。2007年のツールでドーピングで失格になったけどずっと否定していた選手。やっぱり告白しました。しかも、アームストロングとは違うのは、共犯者やバックアップした人物の名前、他の選手やトレーナーや、その薬物がどこから来たものなのかまで証言したそうです。1998年から2010年まで途切れることなくドーピングを続けた、ということは、2007年に失格になった後も薬漬け?デンマークアンチドーピング機構、世界アンチドーピング機構(WADA)、アメリカアンチドーピング機構(USADA)などに対する証言だそうで、公式には捜査中なので言えないけど、洗いざらいぶちまけたそうです。
さて、マルティンのブログです。
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この島に6日間に滞在したら、パルマの飛行場から帰宅する。飛行機に乗って、マジョルカ・チャレンジでシーズンインするためにこの島にやってくる前は4日間スイスに滞在していた。
毎日180キロをこなしたが、そのときに山で集中的なインターバルトレーニングをし、さらに毎日少なくとも1時間はTTバイクに乗った。いまわたしは新しいポジションを試している。上半身をもう少し深くしようと思っている。まずはそれに慣れないことにはどうしようもない。もともとわたしのポジションはかなり極端だったが、風洞実験でさらにもっと深くできることがわかった。最初のトレーニングでは呼吸も問題なかった。とても良い具合だ。あとはコーナーと、お尻の角度にうまく慣れればいい。このポジションだと、よく肘に膝がぶつかる。このポジションがレースでも使えるかどうか、もっと大きなギアで試してみたい。そしてポジションのことに気を遣わずに、ペダルを踏むことだけに意識が集中できるようにしたい。
マジョルカ・チャレンジはレースの負荷で走るつもりだ。ただ、あえて冒険はしないつもりだ。これまでのトレーニングはとても理想的だった。去年のこの時点では膝が痛かったから、大違いだ。この好調さを危険にさらしたくない。雨が降れば、このレースの下りはとても危険だ。あっさりリタイアすることも選択肢のひとつだろう。しかし状況が許せば、むろん目一杯走るつもりだ。しかしわたしの調子の頂点はアルガルベに合わせたい。去年はそこで好成績【総合2位】をあげた。今年もそうありたい。今シーズンの最初の試金石として、このステージレースには比較的長いTTがあるので、大いに頑張りたい。しかしいまはまず目の前のレースだ。
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