UCIのもと会長フェルブリュッヘンがアームストロング事件に関連して、自己弁護をオランダの新聞でも繰り返しているようですがね。
当時のUCIのアンチドーピング戦略は、血液の値が怪しい選手には警告したんだそうです。トップ選手たちとチーム監督たちはUCIによってスイスに招待され、そこでUCIのアンチドーピング戦略と、疑わしい数値についての具体的な情報を得たんだそうです。実際にカルステン・クローンは2004年にアブノーマルな血液の値のために警告されたことを認めています。フェルブリュッヘンの言葉では「威嚇し抑制することで予防する」って言うんですけどね。
でも、これって常識的に考えて、この数値になったらあぶないからね、気をつけてね、っていう情報を出しているようなものじゃないの?あんた、数値がリミットに近いよ、気をつけろよ、って教えることがアンチ・ドーピングなのかっていうことですね。当然、即座に世界アンチドーピング機構WADAが反論を発表、このようなやり方は効果的なアンチ・ドーピングの闘いとは真逆の方向を向いている、とのこと。
というわけで、何の繋がりもありませんが、拙自転車サヨクブログが昔から一押しだった選手の一人ヴェークマンのサイトが更新されました。
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やあ、みんな、
ぼくはスペインはカルペのトレーニングキャンプから戻ってきた。そこでは規則正しいトレーニングができた。2週間足らずで1700キロ走ってきた。調子はすでにもうとても良いし、いまシーズンがスタートしても良いね。
ぼくのレースはマジョルカ・チャレンジで始まって、そのあとツール・ド・オー・ヴァールが続き、当初計画されていたツール・ド・メディテラニアンは走らない。4月終わりまでは前の年とほぼ同じプログラムで、アルデンヌクラシックが頂点になる。その後はまだ分からない。でもいまのところ、チームの指導部もぼくもジロに出ることも視野に入れている。ほんとうに5月4日にナポリでスタートすることになるかどうかは来週以降に分かるだろうと思う。そのときまで、いまはまずなにより2月、3月、4月のレースに集中しよう。
いまはフライブルクの家族と数日過ごし、来週の終わりにはマジョルカへ飛んでシーズンスタートだ。
ファビアン
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2週間足らずで1700キロ、うーん、ぼくなんか去年の総距離だって2500キロだもんね。
去年は3度目のドイツチャンピオンになったし、個々のレースではそれなりに上位に入ったんだけど、ことしあたり、狙っているアルデンヌのフレッシュ・ヴァロンヌとかLBLあたりで勝たないかなぁ、と思っています。
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