いや、気になっていた元ラボバンクの若手オランダ人スラフテルがダウン・アンダーでプロ初勝利。しかも後ろはゴスとジルベールですよ。
さて、ラボバンクと言えば、昨日のエントリーでもちょっとだけ触れてみましたが、どうも日本ではこのニュースが取り上げられてませんね。rsnによると、元ラボバンクのトーマス・デッカーがチームぐるみでドーピングをしていたことをオランダの新聞に告白したんですね。彼は2009年にEPO陽性で2年間の出場停止になり、復帰後にガーミンに入ったんですが、その際の監督のヴォータースとの約束でもWADAに協力することが条件だったそうです。で、それに呼応するように他の氏名不詳の元選手も1996年以来、チームとして組織的にドーピングしていたと告白したそうです。当時の監督のヤン・ラース(元名選手ですね)が、このシーズンの始めにチームとしての成績がパッとしなかったためにドーピングを決定したと。。。
デッカーも、オランダアンチドーピング機構で洗いざらい告白すると公式に言っています。「ぼくの過去のドーピングに関わった人の名前も含めて、アンチドーピング機構にすべて話すつもりだ」とのこと。彼と機構の最初の話し合いが2週間いないに行われるんだそうです。
チームぐるみのドーピングは、去年の5月に以前の監督だったテオ・デ・ローイ(これも懐かしい名前です)が、ミカエル・ラスムッセンが2007年にツールで陽性になったときまでチーム内では大目に見られていた、と認めているんだそうです。
ただ、これに対して以前の選手たち、ミヒャエル・ボーヘルトやエリック・デッカー、マルク・ヴァウテルスは現役時代にドーピングをしたことはないと全否定しています。
まあ、この機会に徹底的にやってもらいましょう。後世に、
自転車競技は最初にドーピングに手を染めたが、最初にそこから足を洗ったスポーツだ、と言われるようになって欲しいものです。
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