rsn の総括シリーズ、カンチェラーラです。
ツールはプロローグで勝ってマイヨ・ジョーヌを1週間着続けたんですが、シーズン全体としては不運続きだったと言ってもいいでしょうね。
シーズンはじめ、まずストラーダ・ビアンキで勝ち、ティレノ・アドリアティコではTTで優勝と、順調にシーズンをスタート、ミラノ〜サンレモでも2位だったけど、一番強かったんですがねぇ。好事魔多しってところでしょうか。ロンデ・ファン・フランデレン(ツール・ド・フランドル)で落車して鎖骨を複雑骨折し、その後の春のクラシックはすべて未出走。これは痛かったですねぇ。
その後ツール・ド・スイスで、復活までもう一息という感じのTT2位が2回でしたが、スイスのナショナル選手権でTTで7度目の優勝、調子が上がってきて、ツールではプロローグで優勝すると、そのまま7日間マイヨ・ジョーヌでした。しかもその間、ステージ2位と4位がありました。まあ、結局11ステージで、表向きは子供が生まれたからという理由で、ウラはオリンピックに焦点を合わせるためにリタイアしちゃうんですけどねぇ。。。
ところが、このオリンピックでまたまた不運。ロードレースでまたまた落車して肩を強打して、その影響がもろに出て、TTでは7位に終わりました。
「ぼくは満足しているよ。全力を尽くしたんだ。オリンピックでこういうことはつきものさ。自分の成績に本当に誇りを感じている。」
そして、これがカンチェラーラの今シーズン最後のレースとなりました。肩の手術をして、4月に複雑骨折した肩から10センチのピンを抜き、世界戦も不出場でした。
来年の目標を本人はこんな風に言っています。
「まずパリ〜ルーベとツール・ド・フランドルに集中する。ツールについてはまだこれから考える。プロローグがないらしいから、もしかしたら出場しないかもしれない。」
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