オフシーズンで、昔の自転車レースの話を書きたいんだけど、どうもその気になれない。
ほとんど信じられないことが、いまの日本ではおこっている。解散前の衆議院の議席数は民主自民に次いで国民の生活が第一が45人で三番手、つまり野党第二位なのに、大手マスコミの一面にはまったく出てこない。こんな状況を見て、おかしいな、と思わないほうがおかしい。
マスコミがこぞって取り上げる民主、自民、石原新党、どこもアメリカべったりの右翼政党だ。原発、消費税、TPP、すべて推進と、ほとんど違いはない。それなのに石原のところを第三極と持ち上げる。こんなのどう考えたっておかしい、おかしいと思わないほうがおかしい。
旧共産圏の人々は新聞に書かれていることと真逆こそ真実だと、その程度のマスコミに対するリテラシーは持ち合わせていたそうだ。翻って、いまの日本はどうだろう?
ようやく嘉田滋賀県知事を中心に、本当の意味での第三極ができそうな気配だが、マスコミの扱いは『第三極二分化』。民主・自民に対する第三極が二つに分裂したという印象を与えるような言いぐさだ。ちがうだろう??
いずれにしても嘉田さんを中心に、党外政党は反原発、反消費税、反TPPで一致団結してもらいたい。さらには社民や共産にも、是非とも彼らを邪魔して敵に利するような事を避けて欲しい。
原発、消費税、TPP。今回の選挙の争点はどう考えたってこの三つだろう。
原発を推進してアメリカを喜ばせ、消費税増税してシロアリ官僚を喜ばせ、TPPを推進して、これまたアメリカの企業を喜ばせ、いわんや、国防軍を作るだと?! そうなれば近い将来、アメリカのために日本の若者は戦場にいくことになるだろう。
大げさな、と思うかもしれないけど、そうではない。国旗国歌法だって、当初強制はしないと言ったけど、十数年たってどうなった? なんでもなし崩しにして、しばらくしたら忘れるさ、と高をくくっている権力者たちの高笑いが聞こえないか?
現在の日本、事態は非常に深刻だと思う。
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