2012.11.17.19:26
去年の2月末に遺伝仕組み換え人成長ホルモン(rHGH)陽性で、2度目のドーピングにより永久追放の危機に追い込まれたジンケヴィッツ。2004年にはジャパンカップで優勝したりしたんですがねぇ。ただ、このrHGHって奴、筋肉を増やしたり骨を丈夫にする重量挙げ選手御用達のもので、自転車選手にとっては何のメリットもないものらしく、自転車選手としては史上初めてのこの薬の陽性だったそうで、最初からこれ本当かなぁと思っていたのですが、今年の6月に処分撤回の判決が仲裁裁判所から出て、晴れて復帰となりました。理由はドイツアンチドーピング機構(NADA)による世界アンチドーピング機構(WADA)の rHGHガイドラインに決められた制限値の証明が不十分だったということだそうで、ま、なんだかよく分からないですね。