知り合いから、アームストロングがUCIから過去の成績を取り上げられた日のレキップの写真が送られてきました。見出しは、UCIにより退場を命じられる!というような意味でしょうか。

さて、その渦中のハミルトン、アームストロングを吹っ飛ばした後は、CSC時代に監督のビヤルネ・リースが自分をフエンテス医師と引き合わせたことを暴露して、リースはすべて知っていたはずだし、おそらく当時のCSCの選手はみんなドーピングしていたはずだ、として、プロトン内で尊敬を集める大ベテランのフォイクトすら吹っ飛ばしかねない勢いです。
フォイクトはプロ生活15年で、ドーピングをしている奴を直接見たり聞いたりしたことはないし、自分もドーピングをしたことはない、と発言したのですが、ハミルトンはこの発言にかみつき、そんなはずはない、「もし15年のキャリアの間、ドーピングについて見たことも聞いたこともないというのなら」それはかなりどうかしている、と言って、フォイクトだってドーピングしていた可能性はある、ただし、証拠はないけど、と言っています。ただ、ハミルトンとフォイクトは同じチームにいたことはないので(CSCに所属していた時期はすれ違い)、この非難はちょっと勇み足かも。フォイクトは別にハミルトンの発言に対して何らかの対抗処置を行うつもりはないと受け流していますが、もし、フォイクトよ、おまえもか!ってことになったら、大変なことになりそうです。ここはとりあえず、フォイクトを信じておきましょう 大汗)
さらに、ハミルトン、今シーズンからサクソバンクの共同スポンサーになったティンコフバンクのオーナー(?)のオレグ・ティンコフもやり玉に挙げてます。いわく、2007年最初のチームの会合の時に、「君たちが何をしているかは興味がない。ただし、捕まるなよ」と、ドーピングを容認する露骨な発言をしたとして、ティンコフが自転車界に戻ってくるのは自転車競技にとって後退だ、と言ってます。
ドーピングの話、当初、拙ブログではあまり触れたくないな、と思っていたのですが、日本では思ったより話題になっていないようなので、考えを改めました。これは良い機会です。本当に若い世代がアームストロングの時代と一線を画するためにも、徹底的にこの問題は究明していくべきなのでしょう。同時にそうした問題性はみんなが意識しておくべきものなんだと思います。ま、ちょっと偉そうですけど 汗)
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