うーん、rsnによると、イタリアはパドゥアの検察当局は、2010年のLBLでヴィノクロフ

がコロブネフ

を15万ユーロ(1500万円)で買収して優勝したという件で捜査を開始したそうです。罪名はスポーツにおける詐欺行為。こういう法律があるんですね。すでにスイスの銀行のコロブネフの口座に、ヴィノクロフから10万ユーロと5万ユーロが2度にわたって送金されているのが確認されたんだそうです。
同時に、UCIも改めて両者を召喚して事態を徹底究明するということです。1年前にUCIは調べたけど証拠は出なかったとして捜査を打ち切っていたんですね。
ヴィノクロフ、うーん、もう何度も書いてますが、2000年のブエルタでロベルト・ライセカ

とガルシア=アコスタ

が二人で逃げ、数字は忘れましたがかなりの差をつけていたとき、のこり20キロぐらいで後ろの集団からヴィノが一人で抜け出して追いかけて、それこそゴール500メートル前でお見合いしていた二人を、審判車の脇をすり抜けて突然現れて抜き去ったというシーンがありました。あのときはまだJスポではリアルタイム放送ではなかったので、スペイン語放送で見てましたけど、ショックでしたねぇ。ガッツポーズを繰り返すヴィノの後からゴールした二人が、しょうがねぇよ、というように肩をたたき合っていたのも、これまた印象的でした。
あのころ、かなり落ち込んでいた頃で、このレースで、人間諦めずに頑張り続ければ、もしかしたら、希なことではあっても、良いことあるのかもしれない、なんて思ったものでした。
その後もツール・ド・スイスでステージ優勝したときは、アルプスの山に自分の名前をつけてもらったりしたこともありました。ツールでホセバ・ベローキ

がこけてアームストロング

が草地をショートカットした有名なステージでも、一人逃げ切ったのがヴィノでした。好きだったんだけどねぇ。結局、彼の場合、国を背負っちゃったかなあ。
しかし、アームストロング事件といい、ここへきて問題噴出ですが、ここは一気に膿を出し切って欲しいものであります。
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