いやはや、スティーヴン・ホッジ、市川選手の親友ですよ。ドーピングの告白で、オーストラリア車連の副会長辞任だそうです。宇都宮の世界戦でも途中で単独アタックしていました。こうなってくると、私もドーピングしてましたっていう告白はもういいから、私はしてませんでした、っていう告白をしてもらったほうがいいかもしれません。笑えないな。ただ、ホッジがどんなドーピングをしていたのかは、ちょっと知りたいところです。
アームストロング事件をうけて、ラボバンク銀行も撤退だそうですが、パウル・マルテンスはこんなことを言ってます。「ぼくらは、他の奴らがやらかしたことで罰をうけるんだ。」確かに、その通りで、ラボバンクは以前拙ブログでも書いたように、20歳過ぎの魅力的なオランダ人選手がたくさんいるんですよねぇ。。。
この撤退を受けてUCIは、ラボバンク銀行の長年の有意義なパートナーシップに感謝する、と奇妙なコメントですが、デイヴィッド・ミラーが強烈な批判。
「おまえら(UCI)が問題の一部なんだよ。おまえらはドーピング問題をなんとかしようとしている若くてクリーンな選手のサポートをしなかったくせに。」
ここでコンタドールの話を出すのが妥当かどうかわかりませんが、コンタドール事件があったときも、UCIは明らかにコンタドールを守ろうとしたと言って良いと思います。当時、どうにも不愉快だったのは、その少し前にミルラムに所属していた無名のベルギー人選手センティエンスがEPO陽性になったときには直後にマスコミ発表でした。でもコンタドールの時には1ヶ月以上発表せず、その間に本人にも伝えて、口止めまでしたと言われています。
以前書いたように、コンタドールがドーピングしたかどうかは分からないけど、このUCIの対応だけはひどく不愉快でした。
こんなUCIの姿勢を見ていると、巷間いわれている2001年のアームストロングのスイスのEPO陽性をUCIが金をもらって握りつぶしたなんていう話も、ひょっとしてあるんじゃないかって、やっぱり思っちゃうよね。
せめて、若い世代がクリーンであって(あり続けて)ほしいものです。
というわけで、グライペルのブログではアームストロング事件についてかなり長文の記事がアップされていますが、長文過ぎてちょっとパス。ただ要点は、やはりあまりに大規模でシステマチックなやり方にびっくりしているとのことです。
また、トニー・マルティンもドイツのメディアのインタビューに答えて、こんなことを言ってます。
「わたしは今回の事件の全体像を把握するのに数日を要した。だまし方の大がかりなこととシステマチックなことにショックを受けている。いまは、これが徹底的に捜査されて、グライペルやデーゲンコルプやキッテルやわたしのような、ドーピングなどしていない若い世代にフェアなチャンスが与えられることが重要である。」
天網恢々疎にしてもらさず。結局、自転車に限らず、ばれずに墓の中まで持って行ける悪事っていうのは、そうそうないんだと、そう信じたいところです。
良ければ、下のボタンを押してみてください。

にほんブログ村
- 関連記事
-
スポンサーサイト