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フレーリンガーのブログから、ブエルタ終了

2012.09.13.09:43

フレーリンガーのブログです。例によって、ちょっと遅れてアップ。日付は9月9日になってますが、実際には今朝アップされましたね。

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マドリードのパセオ・デラ・カステラーナで、またしてもやった!チームアルゴスシマノは2012年ブエルタ・エスパーニャでジョン・デーゲンコルプがステージ5勝を挙げて歴史を作った。

3週間が終わり、最後のハードなステージも終わって、最後の最後の日を前に、もう重圧からいくらか解放されて、体も頭も休息だけしか考えられなくなっていた。でも、もう1勝してブエルタを終えるという目標は、100%集中し、みんなで力をフルに発揮して、達成することができた。マドリードで10周回する最後の一周では、たぶん今回のブエルタで最もうまく列車を作ることができたと思う。

信じられないほどうまくいったブエルタで、夢のような最後だった。むろん、いつだって、もっと良くできたはずだという気持ちや、「もし、たら、れば、でも」って言葉はつきものだけどね。

でもステージ5勝はステージ5勝さ。最高の結果だよ。

ジョン・デーゲンコルプをアシストするという目的は、もちろん他の選手のチャンスが少なくなるという意味もあった。いくつかのステージでは、みんな、もう、なんとか力を温存することだけに集中した。全部で3日、ぼくは何かしてやろうと思っていた。

ただ、逃げグループに混じれるかどうかはくじみたいなもんだからね。自分としては、いくつかのステージでもっとアグレッシブに、もっと本気で賭けてみればよかったと後悔するところも、ないことはない。調子としても、もっとよい成績を上げることができたと思う。特に残念なのは、最終日前日のボラ・デル・ムンドへ登るハードな山岳ステージで先頭集団に入ることに失敗したことだ。あの日、ぼくはこの3週間で一番調子がよかったんだ。でも、このブエルタをとてもよい気分で終えられたし、レース中もそれ以外でもチームのための自分の役割にはとても満足している。

ブエルタの間、ぼくはまだ世界戦メンバーに選ばれる可能性があった。でも昨日ドイツ自転車連盟から、残念ながら選ばれなかったという連絡をもらった。ただ、補欠選手として、いざというときの準備はしておかなければならない。

いずれにせよ、調子を維持するためにブエルタで上がった力を保っておきたい。ジロ・デ・ロンバルディアと他にイタリアで2レース、それからミュンスターランドジロ、そして最後にツール・ド・ペキンで、ぼくの今シーズンはおしまいの予定だ。
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アルゴスとしては逃げに入ったのは(というか、逃げても良かった日は)ゲシュケが2回とジェニエが1回ですが、そのどちらも逃げ切ってトップ10に入りましたからね。土井選手ももちろん、フレーリンガーも、うまく逃げることができてたら、上位に入る可能性は高かったんだろうけど。


© http://www.johannes-froehlinger.de/
土井選手のブログにも、この写真の角度が違う奴が載ってますね。右からゲシュケ、ジ、ジェニエ、フレーリンガー、ユポン、デーゲンコルプにお姫様だっこされちゃう土井選手、そしてデ・コルトですね。

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アンコウ

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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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