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フレーリンガーのブログ アップアンドダウン

2012.08.28.19:04

去年のU23のヨーロッパチャンピオン(そんなのがあるんですね)だったユリアン・ケルンがAg2Rと契約したとのことで、ドイツ人としては珍しい登りの選手のようで、ちょっと楽しみです。タイプとしてネルツと同じようなタイプなのかな?そういえば、顔もやさしげです。

というわけで、フレーリンガーのブログ、25日の日付です。第8ステージが終わった時点でのレース日記ですね。
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最後の更新以来数日過ぎて、ブエルタでもいろんなことがあった。ジョン・デーゲンコルプは3勝目を挙げた。アラゴンのオートバイレースコースで彼は改めて最強スプリンターであることを証明した。

その晩は予定していたアウトバーンホテルのレストランでの食事をキャンセルして、みんなでレイダの市内へ行き、ピッツェリアでくつろいだ雰囲気の中、勝利を祝った。

ブエルタの第一週は気温の高さがひどかった。僕はそれにうまく対処できた。ただ、この二日間のエアコンのないホテルではちょっとまいったけどね。今日はアンドラの山頂ゴールだった。ぼくらは1700メートルのスキーホテルに投宿した。

今日は逃げグループに入るという希望を抱いてスタートしたが、ホントに長いアタック合戦が続いた。最初の90分、平均スピードは50キロ以上だった。そしてやっと6人の逃げが成立した。でも、結局チーム・スカイがこの逃げグループにステージ優勝を与えないためにペースアップした。

シャンペンでお祝いする日もあれば、病院行きになる日もある。この日、トム・デュムランが最後の下りで落車したんだ。彼はガードレールに突っ込んで腹部に大きな傷を負った。見た瞬間、まずこれは恐ろしいことになったと思った。この場にいたみんながショックを受け、最悪のことを考えた。でも、トムはすぐに介抱され、傷はとりあえず縫合された。

病院から大丈夫だという電話をもらうまで2時間ぐらい、心配だったよ。傷はそれほど深いものではなかったので、彼は病院に入院せずにホテルへ戻ってきた。

ものすごいショックだったけど、終わってみれば、それほどひどくなくて良かったよ。でもうちのチームは重要な選手を一名失うことになった。でもみんなが、トムとふたたび顔を合わせて冗談を言えるようになったのだから、また新たにレースに集中することができるし、そうしなくちゃね。

ブエルタは明日も続く。ほぼ下り基調のコースで、暑さもぶり返すみたい。バルセロナのオリンピックがあった場所がゴールだ。きっと凄いレースになるよ。

ヨハネス
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デュムラン、ガードレールでお腹を切ったらしいので、きっと出血量がハンパじゃなかったんでしょう。過去にガードレールのせいで死んだ選手もいるので、最悪のことを考えたんでしょう。たいしたことなくてよかったです。今日はTT。ここでは大本命のマルティンが世界戦に向けてどんな調子か、ってことでしょうか。またパンクなんかするなよ。ただ、世界戦、カンチェラーラもウィギンスも出ないという噂もありますね。

--2012, 8/28、21:36 追記

あれ、今日はTTじゃないわ。TTは明日でしたね。



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プロフィール

アンコウ

アンコウ
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あんけ・たつや。欧州ロードレースに興味を持ってすでに30年以上。主にドイツ人選手を応援。特に青田刈りにいそしむ。歳にも関わらず、あらゆる点ですごいミーハー。そのほか好きなものは、読書、音楽はバッハと友川カズキ、北方ルネサンス絵画、映画、阪神タイガース(村山、江夏以来ですが、強すぎないこと希望、弱すぎはもっと困るが)。北欧の社会民主主義に対する憧れ強し。家族構成は連れ合いと娘三人。

* 時々コメントが迷惑コメントとしてゴミ箱に入れられることがあるようです。承認待ちが表示されない場合は、ご面倒でも書き直しをお願いします。2017年8月3日記す(22年3月2日更新)

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