
© Encyclopédie illustrée des coureurs Français depuis 1869
うーん、
Naco さんからリンク貼られてしまった以上、ここはマリーを話題にしないといけまへん。
マリーの成績で一番有名なのは91年ツールの地元ノルマンディーでの234キロ単独逃げの記録でしょうか。歴代二位の単独逃げ記録だそうです。当時のNHK のビデオがありました。その画面の写真なので、少々汚いですが、自転車のヘッドの長さを見ると、マリーが小柄な選手だと言うことがわかります。

でもマリーってツールではステージ6勝もしているんですね。最初の勝利は86年のプロローグ。プロローグは90年と91年にも勝ってますね。


どちらも当時のビデオからの写真です。
しかし、僕にとってマリーと言えば88年と92年のゴール前1キロでのアタックです。
88年の奴は、朝のNHKのニュースでちょっとだけ放送されました。ゴール前1キロ弱で集団から抜け出してそのまま逃げ切り勝ちです。後ろの集団で2位になったのはこの年のスプリント賞をとったヴァン・ポッペル。みごとにスプリンター達の鼻をあかしたというところでしょうか。これまた当時のビデオから。

そしてこちらはウィニング誌のツール特集号からなので、写真もちょっときれいです。

© Winning, special edition 1988
92年の勝ちも、列車がスプリンターを引っ張る現在のレースではあまり見られない者でしょう。3人が逃げてゴール前2キロ弱でつかまり、その後のアタック合戦で集団のコントロールが失われます。ぐちゃぐちゃのスプリントになり、こういう長めのスプリントを得意にしていたネイダムが勝ちかと思われたところへ、ネイダムをマークしたマリーが後ろからうまく抜けてゴールラインを越えました。

当時のスプリントでは現在のように4,5人の列車が超高速でスプリンターを引っ張るなんていうことはなかったと思います。むろん2人ぐらいがひくことはあったと思いますが。だから、結構スプリントに入る前に逃げて逃げ切るという格好いい勝ち方も時には見られました。

これまた当時のビデオからですが、耳の形をNaco さんのところの
現在のマリーの写真と比べてみてください。
しかし、時間は否応なく過ぎていきますね。思わずヴィヨンの有名な詩の一節を口ずさんでしまいます ちとキザ)
さあれ 去年(こぞ)の雪 いまいずこ?
しかし、Naco さん、普通東洋人にマリーが話しかけてなんて来ないですよ。選手を引きつけるオーラかフェロモンでも発散してるんじゃないのでしょうか??
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