いやはや、スカイに完全にやられてしまいました。ウィギンズが引いたらロットの列車はあえなく崩壊。しかしそれにしても、サガンのスプリントがあんなにあるってのが驚きです。今回のツールではこれ、何度も言ってますね。ただ、TVでは数年後の総合にまでサガンの名前が挙がってましたが、それはどうなんだろうなぁ。
以前にも、古くはリック・ファン・ローイから、フレディ・マルテンスやアルフォンス・デヴォルフ、あるいはエリック・ヴァンデラールデンやショーン・ケリーと、スプリンターだったりクラシックハンターだった選手で、総合を狙えるタイプになれるのでは、と言われた選手は随分いました。
でも、スプリンターとして登場して、後に山岳も強くなったなんていうのはジャラベールぐらいだし、ワンデースペシャリストとしてデビューして、ツールに総合優勝したなんて言うのはアームストロングぐらいでしょう。
うーん、サガンに総合優勝争いをしろっていうのは、カンチェラーラに総合を狙え、というようなものじゃないかなぁ。
というわけで、ネルツ君、無事完走です。知らなかったんですが、彼の出身地のシュヴァーベン地方のヴァンゲンのシティニュースに不定期にツール日記をアップしていたようです。許可も何にも取ってないけど、直近の第19ステージのレース日記です。例によって抗議が来たら削除します 笑)

© Schwäbische.de
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風は強いし平地で、山岳選手としてのぼくには理想的コーストはとても言えない。だけどそんなTTで25位になれた!先に言っとかなくちゃ。これってすごくすごく良い成績なんだ。今日のコースには体重のある選手に向いていて、僕みたいなタイプはスピードを乗せづらい区間が何カ所かあった。ひたすら心拍計の数値だけ見ていた。自分がどのぐらい踏めるかは分かっていたし、常に400ワットを目指して走った。
今日はそうやって安定して走れた。一番良いのは他の選手の中間タイムを気にするのではなく、自分の足にできるように走ることなんだ。スタート前の目標は総合で順位を落とさないことだった。でも、最初のTTと同様、ぼくはたいした準備はしていなかった。コースの下見もしなかったし、短いアップだけして走ったんだ。これがあまり神経質になるより良いみたいなんだ。
パトリック・グレッチュ(アルゴス・シマノ)が6位になったのはむちゃくちゃ嬉しい。彼とはスイスのクロイツリンゲンで住居をシェアしているんだ。僕がゴールしたときには、彼はまだ3位だったんだ。このツールではプロローグの後は全くパッとしなかったから嬉しいだろうね。僕も嬉しい。同時に彼がオリンピックに選ばれたのは当然だという証明になったね。今はパリで何が待っているかと考えるとワクワクする。個々まで走れてとても幸せだよ。そしてパリが楽しみだ。
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うーん、こんなの書いてたなんて知らなかった。さかのぼって読んでみようっと。おもしろいことが書いてあったらひそかに 笑)アップします。
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