やれやれ、キッテルはリタイアしましたが、同じように不運に見舞われているロボット警官のほうはまだがんばってます。
スカパーの放送でも何度かアップになってますね、マルティンの金色のギプス。昨日スルーしたので二日分続けてご紹介しましょう。まず一昨日の7/4日。
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わたしは今日から新しいギプスをしてレースに臨むことになる。昨夜特別に、わたしのチームドクターが見つけた専門家がアントワープからわたしたちのホテルにやってきて、世界で一番薄いギプスをわたしのためにあつらえてくれた。それを作る技術は特許になっている。これでレース中の苦しさが少しでも軽減し、ハンドルをもっとしっかりつかめるようになり、親指がなんとかしびれずになるように願っている。見ての通り、わたしはみんなから気を遣ってもらっている。今ステージの前にもう一度病院へ行き、レントゲン撮影で骨折の経過を見てもらうことになっている。わたし自身はとても楽観的だ。レース後に、その経過がどうなるかがわかるはずだ。
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というわけで、ちょっと見、ギプスと言うより手袋みたいです。今度は日本時間で今朝ほどのブログ、つまり昨日の新城選手のステージです。
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あたらしいギプスでわたしが求めたものは、親指がしびれずに、もっとしっかりとハンドルをつかめることだった。以前のギプスは親指と人差し指の間が比較的狭く、強く圧迫されて血流がわるくなった。いまはそれが広くなり、その分圧迫されるのが分散されるようになった。それ以外にも、ハンドルをしっかり掴めるようになり、安心感が増えた。今日は下りでハンドルの下を持ってみたが、その際、ブレーキレバーは普通に操作できた。専門家に特別に来てもらって、ギプスをあつらえてもらったわけだが、その出費はあがなわれたと言って良い。それ以外にも金色の色合いは以前の色より気に入った。プラスチック製で、少し暖めてわたしの腕に合わせて方を合わせたのだ。まず最初は普通に休んだ状態で、それから、ポジションによってどうするのが一番良いかを見るために自転車に乗って、様子を見てみた。
今日のステージ前のレントゲンの結果は、骨折の快復度合いは普通の経過をダ取っているということだ。これはとてもよいニュースである。レース中の振動によって、折れた骨がずれてしまう危険があったが、それがなかったわけである。医者が言うところでは、この骨折は特別な圧迫によって起きたが、舟状骨の二つの部分はうまくつながりつつある。そういう意味では、ヘンな言い方だが、よい骨折だ。
薄くてきれいなギプス、骨折の合併症もない。わたしは次のステージに対しても楽天的だ。
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今日も先ほど写ったシーンではLLサンチェスと一緒に集団の最後を走るマルティンの姿。
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