うーみゅ。恐るべしサガン。スイスやカリフォルニアのテクニカルなゴールスプリントでいくら勝とうと、スプリントの王道が多いツールでは勝てないだろうと思っていたんですが、コーナリングのテクニックだけでなく、登りスプリントも、いまや敵なしの強さです。シャポーッって奴ですね。
一方ズタボロのロボット警官マルティン、昨日も傷病者グループで10分遅れのゴールだったようです。ドーピング規約のせいで痛み止めが飲めないっていうのが辛いですね。というわけで、マルティンのブログのご紹介、例によって無意識、意図的に関わらず、誤訳違約勘違い等々、ご容赦ってことで、ロボット警官らしくかために。
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不安に打ち勝って今日もステージを完走できた。皆さんのおかげである。わたしはファンの皆さんに感謝しなければならない。わたしにかけてくれたたくさんの励ましの言葉のおかげで、わたしはなんとか走り続けられるのだ。むろんチームやわたしの家族もわたしを支えてくれている。いまのような辛い状態では何よりもこういうサポートがとても大切なのだ。わたしのフェイスブックを見ると、実際に沿道でわたしにがんばれの声を掛けてくれたファンの人たちもいるようで、ありがたいことである。わたしは最善を尽くし、走り続けたい、そして沿道のファンの皆さんに会えるのを楽しみにしている。
さて、レースでは、今日はたくさんあった落車に巻き込まれることがなかったのはほんとうによかった。集団の中に巻き込まれず、危険な目に遭わないように、LLサンチェスと一緒に傷病者グループで集団の最後をフラフラついていった。そのかわりに前で落車があれば立ち往生するのは我慢しなければならない。登りやコーナーでのアコーディオン効果、つまり集団の後ろについていると前よりもスピードのアップダウンが激しいのだが、それも我慢しなければならない。なにより大切なのは落車しないことなのだ。
今日はメカニックがハンドルにちょっとした工夫をしてくれた。ギプスのおかげで親指と人差し指がかなり広げられてしまって、エルゴパワーを握ることができない。メカニックがエルゴパワーをちょっと高めにセットしてくれて、すくなくともずっとしっくりするようになった。もう少しがんばってみたい。第一の中間目標は週末のTTである。
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あまり日本では言わないような気がするけど集団の伸び縮みをアコーディオン効果というのね。
というわけで、10分遅れとは言っても、キッテルよりは良いね 笑) しかし、ネルツとフレーリンガーも大きく遅れたけど、あのでっかい集団落車のとばっちりでしょうか。まさか転んでなければいいけど。
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